2007年9月17日「いじめっ子」と「いじめられっ子」
巷では、自民党総裁選たけなわ
昨夜テレビを見ていて、ふと気にかかることがありました。
総裁候補A氏演説の冒頭
「いじめられっ子の○○です。」
「アッソー」と聞き流してしまえば、それまでですが、
ふと思い浮かんだことは、
子供たちの世界と似てる!?
「最近の子供たち」スケジュールの忙しいことは、
以前にも書きましたが、
いろんな面で何か弱い部分のある子がいると、
寄ってたかってその子を仲間はずれにしたり、
昂ずるといじめになったりする。
そして、中に入る正義の味方は、存在しない。
勉強の苦手な子、ドッチボールの下手な子、かけっこの遅い子・・・
子供たちの世界では、大きな流れができると、
正否を論ずることなく、大きな流れに付くか、傍観するか
どちらかになる。
大人である政治の世界でも、総裁選を見る限り、
昨今の子供の世界と、同じではないでしょうか。
オール強いものに巻かれる傾向が強まり、
政策などは、どこ吹く風。
「いじめられっ子」を名乗る某総裁候補も
ついこの間まで、「いじめっ子」を演じていたのではないのかな?