2008年1月28日建築確認・検査の厳格化
先日、ある設計事務所の先生が
建築基準法の改正で、書類も増え、
申請や検査も厳しくなり
ぼやくことしきりでした。
確かに今回の改正で、一番仕事(負担)が増えたのは、
設計監理者ということかもしれません。
でも、よくよく本質を考えると、
一番権限や責任が大きくなったともいえます。
建物の建築という業務の主役になれる立場になった
と言っても良いのではないでしょうか。
これまで大きな顔をしていた工務店や大工さんも
設計監理者の指示通り、現場を進めなければなりません。
変更の場合も、設計監理者にお伺いを立てなければできません。
今度の改正は、監督官庁、検査機関とも責任回避に走っています。
いまのところ、受け皿は、設計監理者と第三者機関です。
某先生ぼやきの分、責任が増したということでしょうか。
私の持論、「設計施工できる業者」が主役の時代ですね。
私が毎日通る国道23号線矢作川の橋の袂の
温度表示が、私の通勤時間この冬初めて、氷点下を
記録しました。寒さが続きます。
インフルエンザにご用心ください。