2010年10月29日音
超気密住宅では、外壁面の遮音性はとても良いのですが、内部では外への音漏れがないせいか、響くような傾向があります。
お引渡間近のS様邸の天井は、標準仕様のクロスではなく、岩綿吸音板を使いました。壁も塗壁が多くなっています。効果はてきめん!
残念ながら、音の効果をお聞かせすることはできなせんが、音質の違いは、明確に肌(耳かな)にかんじることができます。これは音の残響時間の違いによるものと考えられます。
部屋の大きさや使用目的によって、適切な残響時間があるようです。
天井の岩綿吸音板、塗壁、柔らかな床材などは吸音効果が高く、逆に、最近はやりの家具や扉の鏡面仕上げやタイル、石などの素材では、反響が大きくなります。
より快適な暮らしのために、室内音響も大きな要素ですね。反響音が気になる場合には、カーテンやカーペットなどの使用で和らげることもできます。
岩綿吸音板はお勧めです!