官庁書類
2月2日建設業の経営事項審査に行ってきました。
経営事項審査というのは、主に官公庁工事の入札参加を希望する業者が、県から点数格付けをもらうための審査です。そのために業者はご覧の書類を持参して審査をうけることとなります。それも毎年。この日の窓口は7箇所で待ち時間20〜30分、審査時間は平均30〜40分ぐらいでしょうか。
入札参加するには、ここでの審査結果を添付して、各官公庁に「指名願い」というものを提出します。最近では更に入札発注段階での書類提出もあります。手続きは年々複雑怪奇になり、一般の人には大変分かりにくい仕組みになっています。
でもよく考えると、これらたくさんの添付書類の一つ一つは、いずれも一度は官公庁や官公庁が指定した機関などに提出したものばかりなんですね。現代のIT社会であれば、官庁の情報を横に繋ぐだけで、瞬時にコストも手間もかからず手に入る書類ばかりです。「○○証明」、「△△証明」、・・・etc業者は時間と手間とお金をかけて、あちこちから書類を集めます。公共料金などの支払いでも役所や銀行の窓口では大変時間と手間がかかりますが、コンビニでは瞬時ですよね!
NTTの建物の中は、かつて電話交換の機械と交換手でいっぱいつまっていましたが、IT化と民営化の進んだいまでは「もぬけのカラ」、建物や駐車場を貸出しているところもあります。
長引く不況下、中央では増税推進内閣が誕生、名古屋では一昨日のトリプル選挙で、減税を主張する候補が圧勝しました。行政の効率化だけでも減税は十分可能ではないでしょうか。