季節感
名古屋地方気象台の動物季節観測表を見ると
ひばり、うぐいす、つばめ、もんしろちょう、きあげは、しおからとんぼ、あぶらぜみ、もず、あきあかね、えんまこおろぎ、つくつくほうし、にいにいぜみ
の12種類の動物が季節の指標になっています。
同じく植物観測表も
うめ、つばき、たんぽぽ、そめいよしの、やまつつじ、のだふじ、やまはぎ、あじさい、さるすべり、すすき、いちょう、いろはかえで、すいせん、しば、かき、ひがんばな
の16種類が指標になっています。スギ花粉もそのうち入りそうです。
昨日の朝、この指標の一つ「うぐいす」の声で目覚めました。
我家の庭では「うめ」が満開で、梅の枝のあたりを目を凝らして声の主を捜しましたがみつかりませんでした。ネットでみても「うぐいす」は恥ずかしがりで、人目にはつきにくい鳥のようです。気象台のHPにも今年はまだ発表されていない耳よりのニュースです。
会社の近所では、雨の中、木へんに春の椿が咲いていました。こちらは名古屋気象台でも3月16日に開花が発表になっています。魚へんに春はメダカではなく、鰆(さわら)でしたね。
暮らしの廻りでだんだん季節感が喪失していませんか?土筆のとれる土手、たんぽぽやクローバーの小径、など街造りのなかで、季節の移ろいを感じられるような配慮があるといいですね。田園地帯でも、一面のれんげ畑や、もんしろちょうの飛ぶ菜の花畑など季節感を取り戻せないのかな?