ルフロとスティーベル その1
このところ住まい造りの関心事は、「換気システム」
いろいろなメーカーを比較検討していますが、
目下のところ推奨は、
第三種換気で「ルフロ」
第一種では顕熱交換の「スティ−ベル」
推奨できる理由の第一は、どちらもダクトが太いことです。
第一種換気は国内メーカーもたくさんありますが、なぜかダクト径50mmが主流です。経験上、50mmダクトでは配管経路によっては、ほとんど流れないこともあり、機能上問題はおきやすくなります。スティーベルのダクト径は細いもので100mmあります。加えて顕熱交換というのも、空気の質という点で安心感があります。更に熱交換率90%も魅力で、メンテナンス上の配慮もよく考えています。難点は価格となります。
ダクトを使った第三種換気となると、国内メーカーであまり力を入れているところすら見当たらないのが実情です。それもそのはずです。ダクト第三種では、気密性能が高くないと、換気が機能しないからです。イザットハウスが長く標準仕様にしてきた「アルデ換気システム」の推奨C値は0.7以下ですが、実際に換気量を測定しますと、C値が0.5以下ぐらいでないと、ダクト式第三種は機能していないことが分かりますし、望ましいのは0.3以下ぐらいにしたいところです。