PM2.5
4月16日〜18日にかけて、東海地方でもPM2.5濃度がかなり上がっています。
図は、愛知県下の4月16日PM2.5平均濃度です。(愛知県HP)
赤丸は1日平均35㎍/m3以上で、時間当たりでは90㎍/m3を超える値も出ています。
環境省基準70㎍/m3は1日平均ですが、時間当たりではこの数字を超える場所もでていますが、ここ数日なぜか?あまり報道はされていないように思います。
中国からの大気汚染物質をあまり騒ぎ立てないように配慮しているのでしょうか?
昨日、積水化成の講演会を聞いてきました。積水化成はイザットハウスの断熱材フェノバボードを製造している会社で、断熱と健康をテーマの講演でした。住宅の断熱強化が住む人の健康に寄与し、医療費も少なくでき、健康寿命も延びるということでした。国の政策でも建物の低炭素社会に向けて、建物の断熱化は明確な方針になってきています。
断熱化の必要性に異論をはさむつもりはありませんが、近頃、国の方針の中になぜか気密化は欠落しているようです。空気環境(換気)のことだけ考えても、健康住宅に気密化は必須ですし、建物の長寿命化まで考えると、結露対策など気密性能無しにはありえないはずなのに!一途な断熱強化は欠陥住宅になりかねません。