2014年11月29日地歴
今日は、蒲郡市拾石町で地盤調査
地主さんによれば、現況は畑ですが、以前田んぼを埋め立てられたそうです。
また、かつての海岸線まで200mぐらい・・・あまり良くないかも?
でも表層付近は比較的締まっているようで、
2m下ぐらいに自沈層の弱い層がみられ、3mぐらいで固い層になるようです。
海岸に近いものの、もしかするとこの土地の標高は、案外高いのかも?
近くの公園の表示!ここより50cmぐらい高そうなので、海抜3.5mぐらいでしょうか!
近隣をみると
前面の側溝もかなり深く、底まで1.2mもあります。私見ですが、三河地震の被害もそれほど大きくなかったようで、
海抜0m付近が比較的良好な元地盤で、かつての田面は意外に低く−2m付近
その少し上−1.2m付近を用水が流れ、道路も現在よりかなり低い位置にあって、
その後土盛られ、現在の高さになったものと考えられます。
付近を流れる川の名前も拾石川で、名前からすると海に近いものの、
石があって、沖積平野ではなく、扇状地のような成り立ちかもしれません。