東海地方は、7月上旬の梅雨明け以後、暑い夏をキープ!
暑い中から、お客様からの話題もいくつかいただいています。
そんな中から住まい造りのヒントをいくつかご紹介します。
その1 第一種熱交換換気
換気システムでは、第一種熱交換タイプの効果が猛暑の中で発揮されているようです。築2年半、K様邸ではエアコン無し状態で1、2F の温度差2℃だそうです。上下の温度差を少なくする方法で、シーリングファンがありますが、第一種熱交換換気ならファンの届かない部屋まで効果があるようです。2階のみのエアコン使用なら温度差はもっと小さくなると考えられます。因みにK様邸換気システムは、デンソーエース顕熱交換(交換率70%)です。
熱交換率90%のスティーベル・・・お楽しみです
その2 日射取得
逆に1、2Fで温度差を感じるといわれるのはG様邸、換気は第三種で、エアコンは1階のみということなので、2階ではどうしても温度は高め、シーリングファンもありますが、高さが高く効果が限定的のようです。
加えてもう一つは、日射の影響と思われます。Q値はまずまずですが、庇が短く、片流れ屋根で外壁面積が大きく、建物周囲も日射を遮るものがありません。
新しい基準の低炭素化住宅やエネルギーパスの考え方では、従来住宅ではあまり考慮されていなかった日射の影響に重きを置いています。具体的には夏の日射遮蔽や冬の日射取得を必要エネルギーの計算に入れるようになっています。
「換気」と「日射」 ・・・この夏、勉強させていただきました。