2006年12月18日境界(所有権界)と筆界とは?
みなさん、こんにちは♪
忙しい師走に乗じて、またブログアップをサボっていました。ごめんなさい。
先日、建築用地の調査に関して、お客様との会話で思い出したことを・・・。
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まず用語説明を・・・、
境界とは?----------------
隣どうしの土地を持つ、AさんBさんが、それぞれ、
自分の所有権が及ぶ範囲を示す土地の境(所有権界)のことを、
一般的に言います。
筆界とは?----------------
明治時代、公権によって作成された土地の境のことで、登記によって、
範囲を区画されたものです。
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言葉遊びをしているわけではありません。
境界(所有権界)と筆界は、地方によっては、結構相違するのです。
すると、先祖代々の石垣が、お隣さんの土地(筆)の中にあったり、
お隣さんの立派な立木が、自分の土地(筆)の中にあったりして・・・。
ですから、昔からあった塀や側溝は、
あくまで、境界筆界確定の1つの資料にしかならず、それを過信して、
家を建てると、後で、家の真ん中に筆界が・・・(怖!)なんてことも・・・。
家を建てる前には、必ず(んっ・・できれば)、登記測量専門家による
土地の測量を入れましょう。
また、測量をしたら、きちんと隣地所有者の立会確認を得て、
確定測量図を作成しておきましょう。
これで、境界と筆界の一致が図られます♪
詳しい事は、‘土地家屋調査士 澤田事務所’までご相談下さい。
イザットハウス知多店内にあるのでした。