2008年4月15日大将の店、寿司、心
大将の店は、住宅街の中にさり気なくあった。
粋な和装飾が、それは清潔に保たれていて、大好きな空間だった。
最近目にするイミテーションは使わずに、
本物の材料に、しっかりとした仕事がされ、大将の握る寿司そのもの。
若造の私にも、細やかな心遣いをしてくれた。
寿司屋の大将って、無口で、だまって食ってろ!ってイメージだったが、
ここの大将は、まったく違っていた。
聞けば大将は、茶道の心得もあったそうで、
客をもてなす一期一会の心を学び、他人を思いやる仏のような人だった。
一期一会のもてなし・・・・・、
この心得で、どれだけ喧嘩や諍いが無くなることか。
<さわだの提案>
義務教育で、週一時間‘茶道’の時間を設け、文化と心の教育を行う。
いかがでしょう?国会議員のみなさん。文科省のみなさん。
大将が亡くなって、もうしばらくになる。
大将の寿司・・・・・もう一度食したいものだ。