2010年4月19日窓台&まぐさ
今回のTK様邸の躯体で、ちょっと質問を受けたこと。
Q : 窓台やまぐさが、なんでこんなに太いの?
A : なんとなく、真壁構造用に考えてたことで、じつは深く考えてない。
窓の入る壁は、当然に筋交いが入らない。筋交いをバランス良くバラして、
剛性をとってゆくのだが、その有効壁同士を梁以外のものでもつないだら、
柱と梁の接合部への負担が軽減される(はず)。
そんな発想から、太い窓台とまぐさを、両引きボルトで締め上げてみた。
これは、このまま内装仕上げとなるので、そんなにコストUPにはならない。
上棟大工さんたちにも、好評であった。
こんなことを、アレやコレやと考えるのが、さわだのライフワークである(笑)。