実験室の続き。
イザットハウス東東京の木村です。
お待たせしました!実験状況の報告です。
この実験機械で今、家の中の空気を外に出しています。よって、家にあるいろんな隙間
から空気が入ってきている状態です。その状況を分析し、隙間を「係数」で表します。
結果ですが。この家の気密状態は「優良」でした!具体的には家のありとあらゆる隙間が、
普通に使われる名刺の半分ぐらいの大きさしかないとのことです。
この隙間の少なさゆえに、吸気口から確実に新鮮な空気が取り込まれ、完璧な計画換気が
達成されるわけです。
現場監督さん、職人さんの仕事の精度・・ アッパレ です。
さて、何をしているかというと。
実験中は家の中の空気を外に出してるわけですから、外の空気に扉が押さえられます。
気密性能がいいとその力が強く、女性の力ではなかなか玄関扉が開きませんでした。
もちろん吸気口が機能してる場合は、普通に開閉します。いい勉強になりました。
高気密住宅は、玄関や窓を閉めてる状態で、吸気口を使った計画換気が高いレベルで
効率的にできると実感できますね。
これは完成した家でも体感できます。次回、「お宅訪問会」の案内で、また触れますね。