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2010年09月25日

建築のマニアックなお話し-構造編その1

国立店の吉田です。
毎日、暑かったり、寒かったりと、忙しい気温の日々ですが、皆様も体調管理には、充分お気を付けください。

今回は「マニアックなお話し」の構造編、
最近、お話しの多い「制震工法」についてです。
イザットでも、いくつかの「制震工法」をご用意しています。
今回、施工中の物件では、フォワードハウジングソリューション社製の「パワーガード」を使用しています。

「耐震と制震、免震の違いが分からない」とか、「制震工法は有効なものなのか」
と云った質問をよくお聞きします。まず、その内容の違いですが、
 崑竸漫廚蓮崔録未紡个靴胴渋ぢ里龍度でその力に耐え、建物の倒壊を防ぐ技術」を指し、建築基準法などでその基準や強度・構造計算方法が定義されています。
 建物階数・面積・形状、構造材の位置・種類、耐力壁(構造用合板や構造パネルを取付した壁)や筋交いの位置・量、などで、建物全体の耐震性能が定義されます。
 最も基本となる「地震」対策となります。
◆嵬反漫廚蓮◆屬修發修盞物自体を揺らさないように、基礎と地面の絶縁化や、アイソレーター・ダンパーなどでの、地面の揺れに対して建物の揺れが追随しないようにする技術」を指します。 
最近では、上層階での「揺れ」を考慮した高層建築の病院やマンションなどで採用されている事例が多々あります。 
 ただし、建物廻りの空地や免震層が必要であったりと、コストが非常に高くつく工法です。
 また、木造住宅の場合は、基礎下の配管や断熱等での条件やデメリットがあり、メンテナンス性能や断熱性能との「両立」に難しい部分があります。

「制震」は、「地震動をエネルギーとして捉え、建物に組み込んだエネルギー吸収機構(制震装置)により地震力(揺れ)を抑制する技術」を指します。
 免震と比べると、特殊な設備でない分、安価に済む工法が多いです。特に3階建てまでの低層建築では、免震よりも「費用対効果」は高いと云えます。

これまでの「耐震」では建物の倒壊は防げますが、建物内部の「揺れ」が抑制できないため、家具の転倒・落下による物的損傷や人的損傷を防げない場合があります。

そこで、3階建てまでの木造住宅を前提とするならば、
ヾ崋茲蠑紊砲いて「耐力壁」を間隔良く配置し、必要な「耐震性能」を確保する。
効率よく「制震装置」を配置することで室内の「揺れ」を抑制し、室内の家具の「転倒防止」の対策と合わせて、「室内の安全性」に配慮する。
と云った構造上の全体的バランスのもとにおいて、「制震工法は有効」と思います。

ブログ投稿者
店長:吉田浩一
1969年3月18日生まれ
趣味:楽器演奏(サックス、キーボード)、有名建築の見学
出身地:茨城県稲敷郡阿見町

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