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3.11に思う

国立店の吉田です。
今回は普段の内容と違い、昨年の3.11東日本大震災から1年となる3月11日を迎えて、思うところを書き出してみます。

3月11日を迎えて、各メディアでも「震災」をテーマに取り上げた番組を放送していました。
また、個人的な現地の友人からの情報を耳にもします。
いまだ多く残されている「ガレキ」の処分もままならず、除染も進まず、「復旧にはほど遠い」現状の場所も多くあるようです。
また、東北の被災された方々、原発の問題で避難されている方々、ご遺族の方々、いまだ見つかっていない行方不明者の家族の方々のお気持ちを察すると、何もお手伝いできない無力観さえ感じてしまいます。

私の実家のある茨城県は一部を除いて大きな被害ではありませんでしたが、現在でも、各所で「原発」によるホットスポットや風評被害に苦しんでいる地域や人たちがたくさんいます。
また、がれきの広域処理や線量の高い廃棄物処理は、進んでいないのが現状です。
それでも、人々はそこに住むしかないのです。

1年が経過した今後も「忘れてはいけない」「風化させてはならない」という気持ちの上で、「今、自分のできることをする」ことしかないのではと思っています。
今、東京では、次に来るかもしれない「大地震」の話題でもちきりとなっています。
私も「建築」にたずさわる者の一人として、これまであった「災害」の教訓を、一人でも多くの方にお話しをし、理解していただいて、お住まいの建築に活かしていく事が唯一できることと思っています。
また、それらをする事で、「次の災害があった時に被害を少なくする」ことの一助となり、これまでの災害で被害を受けた方々の思いを”活かす”ことだと思っています。

あまりに大きく過酷なテーマのため、長文・乱文で失礼致しました。

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ブログ投稿者
店長:吉田浩一
1969年3月18日生まれ
趣味:楽器演奏(サックス、キーボード)、有名建築の見学
出身地:茨城県稲敷郡阿見町

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