2012年5月18日職業病-GWパリ編2
国立店の吉田です。
前回に引続きパリ編のデザイン探訪です。
パリのシンボル「凱旋門」と「エッフェル塔」を見てきました。
とくにエッフェル塔。
1889年のパリ万博のシンボルとして建築された塔は、当時斬新すぎると芸術界で論争があったとのことでしたが、中世ヨーロッパの時代から脈々と続く、組石によるロマネスク・ゴシックなどの既存様式とは一線を画すデザインは、現代においても通じる部分が多いと思います。
どちらかというと構造的「機能美」を優先した観もあるのですが、やはり、そこはパリ。
全体的な「優美さ」だけでなく、随所にみられる細かい装飾や鉄骨のアーチなど。
日本の東京タワーと比べても、そのデザイン性はとても目を引きます。
(そもそも東京タワーは電波塔としての建築目的のため、比較はできませんが)
フランス人の「芸術」にたいする意識の高さを垣間見た思いでした。