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国立S邸:地盤改良工事

国立店の吉田です。
弊社のご近所になるのですが、「S邸」の工事がいよいよ始まりました。
今回は、「地盤改良工事」からのスタートです。

地盤改良工事とは何?と質問を受ける事が多いので、ここで触れておくと、
通常、地盤調査に基づいて基礎工法の検討をします。
前提としては、建物荷重と必要な荷重(地震や風雪による割増荷重)を支えるため、基礎が接地する地盤は、その荷重に耐える「地耐力」を確保していなければなりません。
地表に近い地盤で必要な地耐力がとれれば通常の基礎で良いため話しは早いのですが、地耐力を確保できる地層が、表層より深い位置にある場合があります。
そのまま弱い地層の上に基礎を造ってしまうと、地盤沈下や建物の不同沈下の原因となってしまいます。
そこで、地表から深さ10m以内において、その地層から地表までの地耐力のとれない「土」部分を改良して、地表まで地層を強くするというのが「地盤改良工法」です。
地盤面から深さ2m位までで改良をおこなう場合は「表層改良」、それ以上の深さで改良を行う場合は「柱状改良」が一般的です。
(最近は柱状でなく、小口径鉄骨杭を使用した工法も増えています。)

ちなみにS邸は「柱状改良工法」での施工となっています。

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ブログ投稿者
店長:吉田浩一
1969年3月18日生まれ
趣味:楽器演奏(サックス、キーボード)、有名建築の見学
出身地:茨城県稲敷郡阿見町

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