メイン

建築のマニアックなお話し−ZEH編その2「ZEHに必要な仕様」

国立店、吉田です。前回に引き続き、「ZEH編」となります。

今回は、ZEH対応に必要な「仕様」や「条件」について、お話しいたします。

1、ZEHに必要な「仕様」

「仕様」というと分かり難いと思いますが、構造材や外装・内装等に使用する部材・材料、建築工法、付帯する住宅設備など、家を造るにあたって必要な部材の品番や品質・程度を示すものです。

まず、ZEHに必要な仕様として、

1)外皮の高断熱性能:強化外皮基準(H25年省エネ基準、かつ、UA値の基準値)を満たす。

・建物全体を一つの箱と捉えて、屋根(最上階天井)、外壁、基礎(1階床下)、外気に接する床下などに、必要な断熱性能を確保した外皮(断熱層)を構成する。(建築工法及び断熱工法により、部位ごとの必要断熱材厚は違う。)

・高断熱サッシ  → サッシ種、ガラス種、サッシ面積などにより、開口部熱損失は変動する。

・防露・気密対策 → 結露発生防止や気密性確保が必要となっているが、明確な数値的基準や仕様規定は現状無し。

・床下等の気密措置 → 気密性能及び工法等により、熱損失は変動する。

※一次エネルギー消費量計算などの一定の計算根拠が必要となる。

2)夏季の日射遮蔽・通風、冬季の日射取得・蓄熱の利用 → 現状、全項目が必須ではないが、一次消費エネルギー量削減に寄与。

・夏季:冷房期の日射遮蔽(深い軒や窓庇、日射遮蔽ガラス、窓前の植栽(落葉樹)、外部ブラインドなど) → 地域により日射熱取得率に関連。

・冬季:日射からのエネルギー取得、蓄熱システムなど。 → 必須項目ではないが、評価される項目である。

3)高効率な住宅設備

・冷・暖房設備 → 基準を満たす省エネタイプのエアコンなどが前提。よって主な居室に古いエアコンは使えない。通風・蓄熱・床下換気の有無により熱損失量は変動。 

・換気設備 → 熱交換の有無により熱損失量は変動。

・給湯設備 → 高効率型ガスボイラー(エコジョーズ)やエコキュートなど。配管方式・水栓の節湯種類・高断熱浴槽の有無により熱損失量は変動。

・照明器具 → LEDが事実上前提。多灯分散や調光機能・人感センサーの有無により熱損失量は変動。

4)再生可能エネルギー発電システム

・ソーラー発電 → 最も一般的で、かつ現実的なシステム。蓄電システムの開発・普及が今後の課題。

・コージェネレーションシステム → エネファームやエコウィルといったガスを利用する家庭用システムが出されています。まだ導入金額が非常に高く、設置位置の制約や発電性能などの理由で、まだ一般的な普及に至っていない。

が挙げられます。

これらの組み合わせで、一次エネルギー消費量計算を行い、基準の要件に適合しなければなりません。当然、敷地条件、間取りや窓・外観によって外皮性能は変動しますので、断熱材の種類・厚みや住宅設備の省エネ性能での調整が必要となります。一口で何を設置すれば「ZEH化」という訳でないため、一般の方には分かり難い内容かもしれません。

次に、

2、ZEH化の「条件」

1)ZEHの根拠となる「一次エネルギー消費量計算」が必要。

・各戸ごとに「一次エネルギー消費量計算」を行い、基準値以下を満たしていることを、計算によって証明しなければならない。

・外皮計算の根拠となる断熱材やサッシの資料、設置した住宅設備の性能を表す資料など、計算に必要となる添付資料が必要となる。

・再生エネルギーを除いた一次消費量の削減量と再生エネルギーを加えた一次消費量の削減量の両方で、基準を満たさなければならない。

→計算前(設計段階)において、断熱材仕様、浴槽や各水栓、エアコン等の冷暖房設備、ボイラー・エコキュート等の給湯設備、ソーラー発電システム等の発電設備の品番・性能が決定されていなければならないこととなる。※計算後においても品番や仕様の変更は可能だが、再度計算が必要。ただし、以前と同じか、より良い変更が求められる。(申請後は特に)

→外皮性能と再生エネルギー発電性能、及び、要望・コストとのバランスが必要となる。

2)ZEH性能の格付け(評価、認定(申請)等)が必要。(※現状は、補助金認定申請に関連するもののみ)

・現状は、「ゼロエネルギー住宅」「認定低炭素住宅」「性能向上計画認定」等の支援・認定事業と並行する形で、登録ビルダーによるZEH支援(補助金)事業に必要な評価・認定・申請となっているが、2020年以後の支援事業の詳細や、事業終了後の評価・認定方法についての発表はありません。

となっています。

「2020年に過半数のZEH化を目指す(推進する)」すると掲げています。詳細については、これまでの「ゼロエネルギー住宅」の延長線上の内容であり、支援・補助事業となっています。2020年以後の支援事業の有無や支援事業終了後の申請方法の詳細、税制優遇の有無などの詳細は「何ら触れられていない」というのが実態のようです。

次回は、ZEHの「制約と問題点」について。

建築の少しマニアックなお話し-ZEH編その1-「ZEHって何?」

国立店吉田です。

更新がままならず、しばらくご無沙汰をしておりました。また、再開いたしますので、引き続きお付き合いいただけたらと思います。

当面は、今、話題の「ZEH(略称ゼッチ)-ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」について、お話ししたいと思います。今回は、「ZEH」の内容から。

まずは、「ZEHってそもそも何だろう?」と疑問を持たれている方も多いかと思います。

「外壁の断熱性能あげればいいんじゃね」とか「サッシ断熱の良い物つければいいんじゃね」、「ソーラーつければいいんじゃね」などなど「〜的」な話しが多くて、実際何をどうすれば良いのか、意味不明な方も相当いると思います。

そもそもは、

 国で決定された2014年のエネルギー基本計画において、「2020年までに標準的に、2030年までに新築住宅の平均でZEHを目指す。さらに環境整備を進めながら、段階的に省エネルギー基準の適合を義務化する。生活の質を向上させつつ省エネルギーを一層推進する(抜粋、一部略)」となっています。

つまり、2020年までにZEHの仕様(断熱など)の標準化を図り、新築住宅の過半数を「ZEH化」する。そのために、状況を踏まえて基準適合を「義務化」する、という内容です。

 更に、ZEHロードマップ検討委員会では、「ZEH」を「外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能なエナルギーにより年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスとする住宅」と定義しました。

具体的には、

1、年間の一次エネルギー消費量の削減

1)高断熱化した「外皮(外壁・屋根・床下・サッシなどの外回り断熱層を指す)」による、外部へのエネルギーロス(熱損失)の低減。

2)夏季の日射遮蔽・通風、冬季の日射取得・蓄熱など、「自然エネルギー」の夏季軽減、冬季積極利用。

3)高効率(=エネルギー消費量を低く抑える)住宅設備機器の使用(冷房・暖房・換気・給湯・照明器具・他)

→外皮平均熱貫流率(UA値)の各地域の基準値以下を満たし、再生可能エネルギーを除く基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減

2、再生可能エネルギーを自己で生産する設備の導入

1)ソーラー発電設備の導入

2)コーンジェネレーションシステムの導入

3、1と2の組み合わせで、住宅1軒単位での「一次エネルギー消費量の収支をゼロ(差し引きゼロ)以下」

→再生可能エネルギーを加え、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減

が必要な仕様となっています。

 また、都市部においては、敷地の狭さや建物密集具合・方位・屋根面積により、ソーラー発電システムが一次エネルギー消費量に見合う十分な発電量を確保できない場合も想定されます。そのため、「Nearly ZEH(ニアリーZEH)」という別基準を設けています。これは、発電量が見合わなくても、「再生可能エネルギーを加え、基準一次エネルギー消費量から75%以上の一次エネルギー消費量削減」ができればOKとする内容です。ただし、再生可能エネルギー設備の導入が必須です。

「ZEH」と「Nearly ZEH」は、どちらも「ZEH」ですので、敷地条件や建物概要により「仕様の選択」が必要となります。

 「高断熱化」して「高効率型のエアコンやボイラー」を付け、屋根に「ソーラー発電システム」をのせれば「ZEH」となるように思えますが、事はそう簡単ではないです。内容を掘り下げてみると、生活スタイルや間取りとも密接に関連していますし、付近の建物密集具合や方位・屋根形状によってはソーラーをのせても低効率の場合もあります。ZEH化のために、自分の望んでいたライフスタイルや間取り・イメージが実現できないということもあり得る訳です。

では、実際、どのように考えれば、「暮らしやすい我が家」を目指しつつ「ZEH対応」になるのかを、次回以降、お話し致します。

SS様邸が完成しました

国立店の吉田です。

先日、西東京市で施工しました「SS様邸」が無事竣工、お引渡しとなりました。

遠路、那須モデルをご見学いただいてお話しをスタートし、お施主様と二人三脚で進めてきました。お引渡しの時に、「満足している。ありがとうございます」とお施主様よりお話しをいただいたときには感無量の気持ちで一杯でした。

今後も甘えることなく、全社一丸となって精進していきます。

P1040726-2.jpg<ダイニングとキッチン

化粧丸太と化粧柱、構造梁を取り入れました。

P1040737.JPG<リビング

P1040746.JPG<2階個室

勾配天井と化粧梁

P1040752.JPGP1040755.JPG

<2階階段

奥様のお好きなステンドグラスをはめこみました。

<小屋裏収納

広い収納空間を確保しました。

トイレリフォームのこだわり

国立店の吉田です。

以前になりますが、近くのお客様のトイレリフォームを施工しました。

もともと建売物件だったのですが、トイレの中に「手洗い」を付けたいとのご要望から、ご提案をした次第です。

階段下のため、天井高さやスペースに余裕が無いことから、「手洗器をつければ充分」とお客様は当初思っていたようですが、お客様と打ち合わせをするうちに話しが盛り上がり、いろいろな発想がでてきました。

特筆は、壁に使用したライオン柄の輸入クロスと既存カウンターに埋め込んだ収納。

お客様と「二人三脚」で完成した「小さなトイレ」ですが、とても「実のある経験をした工事」でした。

P1000953.JPGP1010999.JPG

安全大会と新年親睦会を開催しました。

国立店の吉田です。

今年は、各職方を集め、労働安全衛生大会と新年親睦会を開催しました。

忙しい状況だった昨年の年末に恒例の忘年会ができなかったため、「労働安全衛生大会」と合わせた「新年会」としました。

お施主である設備会社のT社長のご講話をいただいたのですが、ご本人も現場に出る機会が多く、「現場における事故防止の重要性」を再認識致しました。

また、車でお酒が飲めないため、例年、盛り上がりに欠けたところがありましたが、今年は、「現場の事故防止」といった固い内容の直後に係らず、親睦会は盛り上がっていました。

普段、現場で顔をあわせることはあっても、お互いに話しをする機会のない職分の職人さんも多く、「みんなの力で建物を作っている」という一体感ができたと思います。今年もこの方々と、精一杯、無事故で工事を進めてまいります。

P1030699.JPGP1030703.JPG

国立KA邸、上棟しました。

国立店の吉田です。

このところ、年度末で忙しい日々が続き、更新のタイミングが遅くなってしまっています。

少し前の内容となりますが、市内で施工していますKA邸が上棟しました。

当日はくもり空でしたが、翌日にかけて雨天の予報もあり、上棟後、即、屋根の下地工事及び気密シート工事を行いました。

これまでの木造住宅の上棟は、雨が降ると濡れてしまう部分が多かったのですが、屋根気密シートを先行することで、外壁面の仮設シートを掛けることが可能なため、構造躯体部分は最小限の濡れで済みます。

現在使用している構造材は、「きざみ」と呼ばれる仕口加工をするために「乾燥加工」した木材を使用しています。

一定の「含水率」で管理している材木は、多少の雨濡れがあっても、(木材の性質から)水分の吸込みを防ぐ働きがあります。そのため、雨天において材木の表面が濡れたとしても内部まで水分が入る事はありませんので、ご安心ください。

このように、「イザットハウスの外断熱工法」は、施工面についても考慮した工法でもあります。

東京地方はこれから春先の雨が予想されます。我々も細心の注意をはらった施工を進めてまいります。

P1010524-2.JPGP1010517-2.JPG

国立市SA邸、完成しました。

国立店の吉田です。

先日の「想定外」の積雪で、全国各地で大変な状況だったようです。

東京でもちょっとした混乱がありましたが、OBのお客様宅には大きな損害がなくホッとしたところです。

施工中だったSA邸も、一部工事に雪の影響もありましたが、ほぼ予定通りに完成しました。

<和室とダイニングキッチン>

P1010749-2.JPG



<和室>「お茶の間」として使います。時には客間寝室としても使えます。

P1010756-2.JPGのサムネイル画像


                                 

< キッチン>ダイニングテーブル兼用の木製カウンターのオーダーメイドキッチンです。

P1010754-2.JPGのサムネイル画像

<パントリー>キッチンのすぐ横にパントリーを造り付けました。

P1010744-2.JPGのサムネイル画像

<キャットドア>3匹の猫ちゃん用のドアです。

P1010769-2.JPGのサムネイル画像

基礎工事完了

国立店の吉田です。

市内で着工しましたK様邸の基礎工事が完了しました。

今回、お施主様のたっての希望で、基礎の立上りを通常より高くする、いわゆる「高基礎」の物件です。

1階の床下高さが高く確保できますので、今後のメンテナンスやリフォームにも対応しやすい事となります。

また、排水管や基礎断熱等に新しい工法や部品を導入しています。

今後もお施主様にもメリットとなる「新工法」を導入するべく、研鑽と検討をおこなってまいります。

P1010490-2.JPG

<基礎工事の完成>

このあと、基礎断熱材や土台の施工に移っていきます。

P1010491-2.JPGのサムネイル画像

<玄関土間廻りの断熱材>

イザットの工法は、玄関廻りにも断熱を施工します。

断熱材の厚みを抑えて、出来上がりの納まりをスッキリとするため、規定された断熱性能を確保した他の材質に変えています。

P1010494-2.JPG


<排水管の基礎貫通部>

今回は、これまでと違うメーカーの貫通キットを使用しています。

施工のし易さやメンテナンス、白蟻対策などの観点で、どんどん性能や施工性の良い部品が出てきています。

建築の少しマニアックなお話し−プラン編−その2

国立店の吉田です。

今回は、久しぶりに「マニアックな」お話しの「プラン編」、

「高気密・高断熱住宅におけるプランニング上のメリット」についてのお話しです。

国立店管轄エリアの東京多摩地域(主に北多摩地区)は、都心への電車による通勤・通学が近距離であることから、昭和30〜40年代に急速にベッドタウン化が進んだ地域の一つです。

その急速な土地開発の拡がりに、都市計画による土地区画の整理や道路整備が追いつかず、狭い敷地・狭い道路のまま、住宅地が多重に形成されてきた経過があります。

その後の都市計画の整理・整備や道路整備により、その住宅環境は幾分改善されつつはありますが、今だに、道路後退を伴う前面道路(42条2項道路)をもつ敷地が多い地域でもあります。

また、東京周辺地価の高止まりにより、土地購入資金の上限にも限りがあることから、一般の一次取得者(土地から購入して、自宅を建てる購入者)が購入できる土地面積は減少傾向にあり、住宅地の区画も細分化の傾向が強い状況です。

そのため、限られた敷地において、「いかに必要な部屋数や諸設備を、効率よく、かつ住みやすくプランニングするか」は命題の一つとなっています。実際、建築する住宅の延床面積は、25坪から33坪位までが多数を占めるため、部屋数や部屋面積はシビアに反映されるのです。

そこで、ようやく本題となる訳ですが、「高気密・高断熱住宅」において、プランニング上、どのようなメリットがあるのか。

それはズバリ、

1、「部屋ごと」の冷暖房でなく「建物ごと」の冷暖房となるため、LDKや廊下に「空調のために閉める扉」がいらない。

→全館空調でなくても、冷暖房器具の設置数を減らせるため、その設置スペースを抑えることができる。(設備費用も抑えられる)

2、個室以外の部屋(ホールやLDK)を廊下と分ける必要がないため、空間構成に余裕ができる。

→廊下を減らして、部屋の一部に組み入れることが可能。特にLDKは効果大。

3、リビング階段や吹抜を組み入れることができ、プランニングの自由度が増す。

具体的に云うと、

従来断熱工法の住宅において、お部屋の冷暖房は、「玄関からLDKの境」、「廊下と部屋の境」を開閉扉によって「閉める」ことで、部屋ごとに冷暖房を保つようにすることが一般的でした。

しかし、その扉を付けるためやLDK等の間仕切りの関係上、一定面積の「廊下」が必要となっていました。しかし、この「廊下」、2階建ての住宅・3LDK〜4LDK位の間取りですと、その10%分は廊下が占めています。(30坪の住宅ですと、約2〜4坪分が廊下となっている)

「通行」と「間仕切り」にしか使わない廊下にこれだけの面積を使っているのは、限りある床面積の活用の観点からすると、「とてももったいない」ことです。

実例で見てみましょう。一般的な2階建て住宅、約28坪(建売の主要サイズ)の標準的なプラン。

275thigasi4ken3ldk.jpgのサムネイル画像

1階LDK・水周りの3LDKタイプで、

廊下は、収納等を含めると、全体で2〜2.5坪位の共用面積をとっています。

LDKは約16帖を確保していますが、キッチンが約5帖とすると、LDは実質約9帖となります。

ソファやダイニングテーブル、TV等の家具を置くと、3〜4人家族では少し窮屈な印象があります。


2階は、LDKや水周りを1階に集約したため、余裕のあるプランです。

ただ、東京においては、30代〜40代が一次取得者の主要年齢層のため、お子さんの年齢が小さい時期は使用しない部屋も多く、当初は荷物部屋となっている場合も多いようです。


これを、「高気密・高断熱対応プラン」に置き換えてみると、

WE28-1.jpg


1階LDK、水周り2階のプランです。

1階は廊下が無く、開放的なリビング階段が可能となるため、収納を除き約21帖のLDKとなります。約4帖のキッチンを除いても約17帖(階段を含み)ありますので、リビングとダイニングには、それぞれスペース的な余裕をとれます。階段もオープン階段にする事で、室内の見通しが良くなり、さらに拡がりのある室内空間を演出することが可能です。

また、水周りが2階になるため、キッチン横に「家事室」や「パントリー」も確保可能です。

WE28-2.jpg


2階は、個室のために廊下は必要ですが、階段位置により、最小限度にすることができます。(図面では約0.75坪程度)

また、子供部屋へのアクセスは、リビングを通らないと階段へ至らないため、お子様が小さいうちは、目届きが利きやすいこともメリットです。

また、密集した住宅地が多いため、洗濯物は、2階でないと干せない場合も多いようです。
であるならば、1階で洗濯し、濡れた重い洗濯物を持って2階で干すよりも、2階で洗濯して2階で干す考え方もあるのではないかと思います。

※「浴室は1階」という「既成概念」を外してみると、プランの自由度は、格段に拡がる一例です。

イザットハウスの断熱工法では、小屋裏のデッドスペースも、居室とほぼ同じ室内環境で活用が可能です。

以上のようにさまざまなメリットがあります。他にもいろいろありますが、今回はこの辺りで。

そのメリットを、プランニングにおいて活用していただけたらと思います。

国立S邸:地盤改良工事

国立店の吉田です。
弊社のご近所になるのですが、「S邸」の工事がいよいよ始まりました。
今回は、「地盤改良工事」からのスタートです。

地盤改良工事とは何?と質問を受ける事が多いので、ここで触れておくと、
通常、地盤調査に基づいて基礎工法の検討をします。
前提としては、建物荷重と必要な荷重(地震や風雪による割増荷重)を支えるため、基礎が接地する地盤は、その荷重に耐える「地耐力」を確保していなければなりません。
地表に近い地盤で必要な地耐力がとれれば通常の基礎で良いため話しは早いのですが、地耐力を確保できる地層が、表層より深い位置にある場合があります。
そのまま弱い地層の上に基礎を造ってしまうと、地盤沈下や建物の不同沈下の原因となってしまいます。
そこで、地表から深さ10m以内において、その地層から地表までの地耐力のとれない「土」部分を改良して、地表まで地層を強くするというのが「地盤改良工法」です。
地盤面から深さ2m位までで改良をおこなう場合は「表層改良」、それ以上の深さで改良を行う場合は「柱状改良」が一般的です。
(最近は柱状でなく、小口径鉄骨杭を使用した工法も増えています。)

ちなみにS邸は「柱状改良工法」での施工となっています。

続きを読む "国立S邸:地盤改良工事" »

暑中お見舞い申し上げます。

国立店吉田です。
過日紹介しました、6月完成K様邸(マンションリフォーム)に、妻がお邪魔してきました。
聞けば、ご新居祝いの「練習・打合せ」なのだそうです。
完成以来、何度目のお邪魔でしょうか?

ともかく、お施主様に伺えば、だいぶご新居の生活にも慣れてきたそうです。
「そこも、ここも使いやすい・・・」と、とても喜んでくださり、我々も光栄です。
「外のどのお店よりも、ウチがイチバンお気に入り・・・」と、今はもっぱら「ウチ呑み」だとか。
お互いの自慢料理を持ち寄り、ビールも美味しそうです。

この度、妻が少し変わった「おみやげ」を持参しました。
「見せ場」としてしつらえたダイニングキッチンのエコカラット壁、竣工時に準備した春色の花飾りも代えたくなりました。
そして、準備したのがコレ!


常夏のハワイを想わせるボタンやビーズを、洋裁箱の中から気の向くままに取り出して使ってみました。
台座は「ホタテの貝殻」、貝そのものは、既に我が家で食した後の有効利用「第二の人生」です。
悪乗りして、トイレにもおそろいを。再び、お施主様には喜んでいただきました。

妻曰く、
「我々がお預かりする間は無機質な空間も、お客様が住まうことで、空間が息吹くことを、改めて感じたひととき」だったようです。

マンションリフォームの巻

国立店吉田です。
先日、妻の友人宅のマンションリフォームが完成しました。
普段、マンションリフォームといっても、システムキッチンの交換やクロス・床フローリングの張替えをすることはあるのですが、内装間仕切壁を変更する大規模なリフォームは久しぶりです。
友人の寛容に甘えて、少し思い切った提案ができたと思います。
お施主様だけでなく、自分も「楽しんで」提案できる気持ちはとても「大切」だなと感じました。
今回は、システムキッチンを対面型に交換し、エコカラット等でデザインを楽しめるような「空間造り」を考慮しました。

続きを読む "マンションリフォームの巻" »

K様邸、完成しました。

国立店の吉田です。
久しぶりの更新となってしまいました。
さて、八王子市で建築しておりましたK様邸が一応の完成・引渡しになりました。
なぜ「一応」かというと、この後、お施主様が壁の珪藻土塗りをする予定のためです。
(そのため、写真も一部工事中のような石膏ボードの見えている部分があります。)
最終的な完成が楽しみです。

続きを読む "K様邸、完成しました。" »

あけましておめでとうございます。

国立店の吉田です。
あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

今年も、友人Sご夫婦に大変素晴らしい「絵飾り」を書いていただきました。
前回は初回だったこともあり不慣れな部分があったとのことでしたが、今回は事前の準備もしていただき、パワーアップした「絵」となっていると思います。
さらに、弊社社長からのリクエストで、途中から「冨士山」まで入れていただきました。
Sご夫婦、年末の寒い中、大変ありがとうございました。

絵のごとく、登るような「運気UP」で、社員一同、今年も頑張ってまいります。

続きを読む "あけましておめでとうございます。" »

清瀬市賃貸住宅、完成!

国立店の吉田です。
この度、清瀬市で工事中であった物件が完成しました。
今回の物件は、友人繋がりの設計事務所さんからの施工依頼物件のため、イザット仕様や弊社設計ではありませんが、他事務所の設計を見ると、いろいろ参考や刺激になり、勉強になります。
特筆は、階段ホールの出隅部の筋かいに使用した「木造用耐震ブレース」、
これにより、出隅部に大きな開口部がつくれるため、大変開放的な空間となります。
また、「入居者が内装をカスタマイズできる賃貸住宅」というコンセンプトのため、壁の内装は「OSBボード」を使用しています。
お問合せ先:株式会社 シーアプランニング
http://www.skeleton-chintai.com/theme59.html

続きを読む "清瀬市賃貸住宅、完成!" »

「那須モデル住宅」工事進行中

国立店の吉田です。
当社で建築中の「那須モデル住宅」ですが、屋根・外装工事もほぼ終了し、現在、造作・内装工事を進行中です。
弊社社長の「趣向」が前面にでた、「オール無垢」の内装ですので、完成が楽しみです。
後日「完成見学会」も予定しておりますので、全貌はその際に発表できればと思います。

続きを読む "「那須モデル住宅」工事進行中" »

「竜巻」災害について

国立店の吉田です。
5月6日に茨城県つくば市、栃木県真岡市、他であった「竜巻」の報道は、皆さんもご存知と思います。
相当数の家屋被害と、なにより、お亡くなりになった人やお怪我をされた方々がいた様子に、大変驚愕しております。被害に遭われた方々には心よりお悔やみを申し上げます。

私自身も、以前の勤務地に程近い場所のため、被災地周辺は大変良く知る地域です。お施主宅や知人宅も近辺にありますので、被害が少ないことを祈るばかりです。


今回の「竜巻」被害は、昨年の「津波」被害と同じように、これまで余り重要視していなかった災害からくる「被害」のため、専門的見地からすると、その衝撃ははかりしれないものがあります。
建築学的見地から見ても、「竜巻」に対する備えをどこまで考慮すべきかは、大変苦慮するところです。
なぜなら、「いつ・どこでおきるか分からない」災害に対して備えをすることで、日常生活に支障が出たり、大きなコスト負担につながる場合があるからです。
例えば、屋根や外壁が飛ばされる原因である室内への風の吹き込みを防ぐため、窓の数を少なくしたり、ガラスの破損対策としての強化ガラスや強化シート貼、軒先の吹き上げに抗するための「あおり止金物」設置、更には、避難シェルターや地下室の設置など、際限が無いのです。
また、最近注目を浴びる「スマートハウス」。屋根の太陽光パネルや窓周りの庇・外部ブラインド等は、風による吹き飛びや破損の原因にもなるため、今後は一段の耐風対策への考慮が必要となるでしょう。
このように、考慮すべき事項は多々ありますが、これまで以上に敷地の状況やロケーション、光や風、災害対策を考慮にいれたお住まいの計画を考えていかねばならないと、切に思います。
ちなみにTV等で注目された「ハリケーンタイ」とよばれる建築金物ですが、
(今まで主に2×4工法で標準的に使用されていたもの) イザットハウスでは、標準装備をしています。
住宅性能については、これまでも、見えない箇所でも十分に考慮をしているつもりですが、今後も更なる対応を考慮していきたいと考えております。

※株式会社 カナイ様HPより抜粋

那須モデル棟その2

国立店の吉田です。
那須モデル棟も基礎工事が始まり、既に基礎の配筋工事を施工しています。
敷地内に小川があり、敷地内の高低差が北側に向けて約1.3m程あります。
その高低差を基礎の高さで調整すると共に、地盤面から約50cm位の固い地層まで基礎を埋め込む「深基礎工法」を採用しているため、とても大掛かりな基礎となっています。

別荘地域ですので、都市計画区域外と思いきや、れっきとした都市計画区域内です。
そのため、建築確認が必要であり、構造計算の上、これだけの基礎を施工しています。

ちなみに、構造計算をすることで基礎開口部を設けることが可能なため、断熱・気密を考慮した上で、床下の一部を物置として使用する予定です。

続きを読む "那須モデル棟その2" »

モデル棟(別荘)着工しました。

国立店の吉田です。
先日、栃木県那須地域でイザットとしてのモデル棟を着工しました。
当社社長が、30年程前からこの地で別荘建築をしていたのですが、手元にある別荘地の販売に先駆けてモデル棟として、建築することとなりました。
(実際に居住できる建物です。)
当初はモデルとしての活用ですが、しばらくは、冬場寒さのきびしい地域でのイザット性能の検証もしていく予定です。
4月に入ってもまだまだ寒い地域ですが、那須岳を望み、敷地内に小川のある別荘地ですので、夏に向けてこれからの完成が楽しみです。

続きを読む "モデル棟(別荘)着工しました。" »

壁内結露の恐ろしさ

国立店の吉田です。
東京も、今まで暖冬といわれていた気候から、急に強烈な寒波となりました。地球環境の変化を実感します。
さて、今回はその寒い冬だからこその内容ですが、昨年末から当社で施工していますリフォーム案件での出来事です。
築40年の木造住宅で、これまでも5〜10年おきにいろいろな部分の改修を行ってきました。今回は、住まい方の変動に伴い、1階の大掛かりなリニュアルをしました。

1階の外壁面にあるキッチンセットを解体、合わせて内壁材を撤去したところ、壁の中は「真っ黒なカビ」。これまで壁の中に隠れていた部分だったため、「知らぬが仏」の状態だったようです。
キッチンは、流しの給排水があるため水漏が原因と考えてしまいますが、意外に多い原因の一つが「結露」です。
古い住宅ですと、キッチンは建物の北側や西側にあることが多いため、日射もあたらず、一日中寒い場所に位置します。冬場の夕刻に料理をつくる際、コンロなどで調理に火を使うため、屋外との温度差は他室と比べても、一時的に大きくなります。さらに、湯沸しや鍋、炊飯器などが湿気を出すため、室内空気中の水分量もかなり多い状態となります。
そのため、外壁やサッシの断熱性が低い住宅は、サッシのガラス面や枠廻りを手始めに結露が発生していく事となります。
当然、結露だけにとどまらず、水分と適度な暖かさがありますので、まずカビが発生し、ついで、白蟻の温床となります。
見えないところだけに気が付きにくい場所ですが、長期間を考慮すると防蟻剤や防腐剤だけで事が済む問題ではありません。
このように「内断熱」においては、どのような対策を採ろうとも、避けては通れない大きな問題なのです。
なぜ、イザットハウスは「外断熱」「気密」「軸組工法」にこだわるのか?の答えが、この「壁内結露の防止」にあるのです。
詳細を知りたい方は、お近くのイザットハウスまでお問合せください。


続きを読む "壁内結露の恐ろしさ" »

建築のマニアックなお話し−プラン作成編その2

国立店の吉田です。
今回は、「プラン作成編」の引き続きですが、テーマは「プラン決定のポイント」です。

プランを作成した後、打合せをしながら「プラン決定」していく事になるのですが、どのタイミングで、どこまでを決定しなければならないかは、お客様にとって、とても分かり難い部分かもしれません。

まず”決定のタイミング”ですが、おおよそ
「本見積前」 と 「契約前最終」 が多いのではと思います。
(加盟店担当者の段取りや打合せ状況により変動があると思いますが)

次にプランの内容について「何をいつまでに決定しておけば良いのか」についてです。

まず、全ての基本は”プラン”にあります。

敷地に対してどの程度の”お住まい”が建築可能か、要望点の盛込み、お部屋の使い方やイメージ、金額的な見積内容などなど、全ての内容がプランとともに決定もしていくし、変動もしていきます。
担当者から”プランを決めましょう”といわれると、”間取り”や”仕様”の全てを一度に決定しなければと思いがちですが、段階を追って決めていく項目も多いですので、順序立てて決定していくことが肝要です。

<第1段階>・・・設計に”要望”を出す時点での決定が望ましい。
1)建物のボリューム(大きさ・床面積)の把握と方針決定
まず、敷地の建築的条件からどの程度まで建物が建築可能かのボリュームを把握してください。
法令などの敷地条件でボリュームが決ってしまうのであれば、実現できない要望があるかもしれません。また、敷地の中には、建物だけでなく車や自転車・物置などを置くスペースも考慮しなければなりません。このような点を踏まえて、方針を決定していくこととなります。
専門的な知識も必要となりますので、敷地調査を経てから、内容を把握するということでも良いでしょう。
ただし、土地購入からご検討される場合は、ある程度必要なボリュームを仮決めしておかないと、土地条件が絞り難くなるため、土地探しに苦労される場合も多いようです。

2)各階の部屋の構成や位置の方針決定
例えば、”LDK”や”水廻り(浴室等)”を1階にするか2階にするか、などといった基本的な部屋の”ゾーニング”を決めておきます。ゾーニングの”こだわり”が薄く、いろいろなライフスタイルやプランの考え方を提案して欲しい場合は、あらかじめ、担当者に伝達しておきましょう。

3)外部・内部の大まかな仕様の把握・方針決定
外部仕様であれば、屋根形状(寄棟・切妻・など)、屋根仕上(瓦・ガルバ鋼板・など)、外壁仕上(タイル・サイディング・塗壁・など)
内部仕様であれば、床仕上(フローリング・タイル・など)、壁・天井仕上(クロス・塗壁・タイル・など)
の基本的な仕様や好きなカラーなども、ある程度、基本方針や要望をまとめておいた方が良いです。
要望や嗜好によって外観やインテリアのデザインが決まってくる場合、イメージする部屋の大きさや位置によって、プランと兼ね合う部分も多いためです。

4)おおよその資金計画の把握
初期のヒアリングでもお聞きする部分ですが、おおまかでも、予定できる資金額は把握しておかなければなりません。プランを作成する上でも、可能な予算から余りにかけ離れたボリュームのプランを作成しても、意味がありません。
あらかじめご資金の調達方法(自己資金・ローン・借入など)を確認・事前相談をしておくことで、可能な資金計画を把握できますので、無理のないプラン打合せが可能となります。

<第2段階>・・・この決定具合で"?本見積”に移行できるかが問われます。
1)"プラン”の確定
ここでは”最終決定”でない場合が多いのですが、プランが変動すれば、おのずと見積書も変動します。時間を有効に活用するためには、この段階でほぼプランを確定しておくことが必要です。金額的な部分も気になるところですが、細かい詰めは見積書がでた後でも調整が可能です。まずは、ご自分の要望点を精査して、予算的に大きなズレがなさそうかを見定めた上で、プラン上の大きな変更や修正がないかどうかを判断してください。
そのためには、各居室(L・D・K・和室・応接室・各個室・水廻り)の部屋の大きさ・位置や動線、"外観”イメージを確定することが必要となります。

<第3段階>・・・契約にあたっての”?最終決定”に移行できるかが問われます。
1)"プラン”の最終決定
掲示された”プラン””見積書””その他付属書類”の図面や書類を確認します。
金額的な確認をし、全体的な予算検討項目を再考した上で、”プラン”に変更がないかをチェックします。場合によっては、グレードアップした項目やオプショル項目の精査も必要となるかもしれません。

1)外観・インテリアデザインや仕上仕様の決定
この段階においては、金額的な要素からも仕様の最終決定が求められます。ただし、要望や”こだわり”に関係しないインテリア要素(壁紙・照明器具・設備など)は、今後打ち合わせるカラーリングやインテリアの打合せにおいて、再度チェックが可能な場合もあります。

ここまで要点が整理できるようでしたら「プラン決定」がし易くなると思いますが、
最終的に「プランを決定するポイント」として多いのは、
1、要望点は反映されているか
物理的な可否や克ち合った要望の優先順位で、全ての要望点が満たされているとはかぎりませんが、ご自分が”納得”できる範囲の要望が反映されているかは、大きな要素です。
いろいろなプランを見たり、打合せを行うことで、要望点が整理される事も多いのですが、打合せ後半になるにつれ、要望がかすんでしまう場合もあるようです。特にプラン決定に迷っている場合はなおさらです。もう一度、要望点を整理してみて、”本当に必要な要望”であるかも再考してみてください。

2、出来上がったプランを気に入ったか
最終的なプランの善し悪しはあるかもしれませんが、結局、ご自分が気に入るものかどうかは、大きな決定の要素です。最終的には「気に入ったプラン」が”ベスト”なプランとなる場合が多いです。
できれば、”どの点”が気に入ったのかを自己分析しておくと、なお良いでしょう。

3、資金的に実現可能な範囲か
いくら気に入ったプランが完成しても、資金的に無理があっては、”机上の空論”になりかねません。
そこで、ご自分で計画された資金に対して、必要となる概略の建築費や諸費用がまかなえる範囲かどうか、また、調整できる範囲かどうかをチェックしておいてください。10万円単位の金額については、今後の設備や仕上材などの仕様で金額調整できる場合も多いので、100万円単位でのチェックは最低限に必要です。ポイントとしては、調整する部分をどこにするのか、要望点・プラン・仕様などの優先順位を決めておくことです。
経験的に、この時点で金額調整をする場合は、”金額的に余裕がある”というよりは”金額を削る”場合が多いようです。そこで、”大きな金額の調整”の場合は要望点・プランの調整”小さな金額の調整”は仕様の調整、というように分けて考えていくこともひとつです。

といった要素に集約されるようです。一番悩む部分でもありますが、是非、考え込まずに楽しんで打合せをしてください。

次回は、「イザットハウスにおけるプラン上のメリット」です。お楽しみに!

建築のマニアックなお話し−プラン作成編その1

国立店の吉田です。
今回からは、住い創りの根幹でもある「間取り・プラン作成」についてのお話しです。

「住いづくり」を始めるにあたり、最初に「間取り(プラン)」や「モデルハウス」を見始める方は多いと思います。
それまでは自分たちの希望や好み・条件などを漠然と考えていたところから、いざ、打合せが始まって、プランや部屋イメージなどの具体的な話しになってくると、"どのプランがよいのか”、”何をこだわりたいのか”、”どの要望を優先するか”といったことが、だんだん分からなくなってくる場合も多いようです。

「プランをつくる」ためには、”具体的な要望”をまとめて”理想とする生活スタイル”から「プラン」を考えていくという考え方が一番の理想ですが、お客様自らが具体的な「理想の生活スタイル」を考え「具体的な要望」から「希望するプラン」を”考えていく”、”決めていく”ことは、なかなか難しいことと思います。

例えば、”キッチンに食器洗浄機が欲しい”とか、”リビングは10帖欲しい”といった具体的な要望は、すぐに出てくると思いますが、”リビングはこういう風に使いたい・こういう雰囲気にしたい”といった生活スタイル的な要望は出難いようです。また、”リビングの広さはどれ位欲しいですか”と問われると、”今のリビングより広くしたい”といった感覚的な「希望」となっているようです。そのため、プランを決定する際には、
悩まれてしまうことも多いようです。

そこで今回は、「要望やプランを考える際のポイント」を、設計担当の見地からお話しできればと思いますので、参考にして頂ければ。

?住まいに対する「既成概念」を忘れてみる。
「家」に対する”一般的”と思う基準は、実は、”一般的ではない”ことが多いようです。
例えば、都市部では”玄関”は狭くて当たり前と思う一般的な尺度が、田園地域ではとても広い玄関が一般的というように、その基準は、育ってきた環境であったり、住んできた家だったりと人によってさまざまです。
中には”玄関は広くなければ家とは言えない”とか”個室は10帖以上”とか、建築条件・地域性や予算によっては現実的でない要望も意外に多いのです。
また、”浴室は絶対に1階”という方もいますが、よくよく聞いてみると、”今まで住んできた家は必ず1階にあったので1階と思っていた”というように、"思い込んでいる”部分もあります。プランや生活動線・建築条件によっては、1階ではなく、2階の方が効率が良い場合もあります。
そこで、一度その”垣根”を外すことで、本当に必要とする要望を整理してみることが大事です。
また、それでも外せない基準は”こだわり”や”自分の尺度”と考えて良いと思いますので、プランに反映させてみましょう。
今後整理する他の要望と合わせてみると、その”優先度”がハッキリしてきますので、納得がし易いと思います。

?「普段の生活」を振り返ってみる
ご自分やご家族の”普段”の生活を、「1週間」や「2週間」を単位にして、”平日”や”休日”を区別して振り返ってみてください。
これをすることで、”各お部屋の過ごし方や使い方”、”家事動線”や”生活動線”がみえてきます。今後、プランのシュミレーションをする際にも必要となってきます。

?自分の「要望や理想」を整理してみる
まず、ご自分の要望点や理想を整理してみましょう。
”夢”を描いても、ついつい”現実”を考えてしまうと思います。実現できるかどうかは、もう少し後で「選択」すれば良いことですので、まずは「何」を盛り込みたいかの要望を挙げてみてください。
それは、家具かもしれないし、雑誌で見た部屋のイメージ、かもしれません。抽象的でも構いませんので、どんな些細な事も挙げてみることで、要望を具体的にしたり、イメージや整理ができると思います。
そのうえで、ご自分なりの「要望点の優先順位」を決めてみてください。

?家族で話し合ってみる
ご自分の要望点がまとまったなら、ご家族と話してみてください。
ご主人や奥様、お子さんやご両親と話してみることで、ご自分の要望も整理されるときもありますし、ご家族の要望や希望を話せる良い機会と思います。
また、それぞれの要望を加えることで、”良かれ”と思いご家族のために入れた要望が実は不要であったり、他の要望を入れなければならなかったりします。
そして、”現在のご家族の生活スタイル”が見えてくることにもなります。

?理想の生活を「プラン」で”シュミレーション”してみる
作成したプランであったり、ご自分で暖めているプランがあるなら、?でしたように、「一週間」「2週間」位の単位で、平日、休日での過ごし方や部屋の使い方をシュミレーションしてみてください。
できれば、まず「自分」目線、その後可能なら、ご家族それぞれの目線でシュミレーションできれば、なお良いと思います。
これをする事で、ご自分が”理想”と思っている「生活スタイル」が、本当に「現実」とできるかが見えてくると思います。また、新たな”発見”や”要望”が出たり、不必要なものが見えてくる可能性もあります。

?「3年後」「5年後」の生活を予想してみる
誰しも”10年後”、”20年後”は予想し難いと思いますが、”3年・5年”後は、予想しやすいようです。
そこで、3年後や5年後のご自分に置き換えて、ご家族の状況を考えてみることも必要です。
例えば、お子様が小・中学校生であれば、3年後、体も成長し、年齢に応じて持っている荷物の状況も変化していきます。今は宿題をダイニングでしていたものが、5年後は、年齢と共に自分の個室でするように変化していく事も充分に想定できますから、おのずと、子ども部屋の位置や広さ・収納方法を考慮しなければなりません。
そこで、今理想としたプランの内容が、3年後、5年後でも有効に活用できるかどうかを見ることができると思います。
もしかしたら、今は良いけれど、5年後には”使わない”スペースや部材があるかもしれません。せっかく他の要望を削ってまで盛り込んだ内容が、実はその時だけの”一過性”のものである場合も多分にあります。
ここで理想プランの内容を確認して、場合によっては調整することも一つの方法です。ただし、あまりこの部分を深く考えすぎないでください。

次回は、「プラン決定のポイント」です。お楽しみに!


続きを読む "建築のマニアックなお話し−プラン作成編その1" »

建築のマニアックなお話し-換気編その2

国立店の吉田です。
このところ忙しさにかまけて、更新がご無沙汰になってしまいました。

さて、今回は「24時間換気システム」のお話しです。

イザットでは、イザット35の標準3種換気として、以前より「アルデ」社の
換気システムをご紹介しております。
設定した当時も、現在のところも、非常に完成されたシステムであるため、
一部のお客様には、「イザット=アルデ」のイメージも強いと思います。
その後の法令改正等で「24時間換気」が一般的となり、国内メーカーの
新型システムも多く出回ってきたため、ようやく、他機種との差異検討が
できる状況になってきました。

イザット本部と打合せの上で、今回、打合せ中のお客様にご提案したのが、
日本住環境社の「ルフロ400」です。
これまでのアルデと比べて、
?大風量が確保できるため、坪数の大きい建物において複数設置していた
ものを1台設置で可能。
?ファン本体が強化スチロール製のため、音や振動が少ない。
?風量に比してファン本体がコンパクトなため、設置スペース及び
メンテナンススペースの自由度が高い。
?ファン本体の構造がシンプルなため、掃除等のメンテナンスが楽。
といったメリットがあります。
但し、室内ダクトの直径が太く、分岐の位置に制約があるため、上下方向
や天井裏のダクトスペースは、アルデと比べて多少制限がでてくるようです。
アルデとは、プランや生活状況によるチョイスと思いますが、今後も、是非
採用していきたいアイテムの一つです。
先日、メーカーの方がサンプルを持参頂いたので、メンテナンス性や素材の
確認をさせて頂きました。(採用する上では、必ず現物を確認しているため)

続きを読む "建築のマニアックなお話し-換気編その2" »

完成!外断熱リフォーム

国立店の吉田です。

諸般の事情で建替えが出来ないのですが、断熱や耐震
を考慮したご自宅の改修を決断されたお施主様のご希望
で、「外断熱工法」による全面的リフォームの物件が完成
しました。
これまで培ったイザットハウスの技術的ノウハウを駆使し、
新築イザットハウス仕様に劣らない断熱性能を確保して
います。
(注:新築ではないため、間取りの可変、耐震性能、気密
 性能には、家屋状況による条件や制約があります。)
また、間取りを可変する際に、構造・耐震補強も行ったため、
改修以前に比べて、耐震的な安全性も格段にUPしました。
今後も、イザットハウスの技術をどのように活かしていくか、
考えていきたいと思います。

続きを読む "完成!外断熱リフォーム" »

無垢材の魅力その2-カウンター材

国立店の吉田です。
前回に引続き、「無垢材の魅力」についてのご紹介です。
先日、当社専務が材木市場のせりに出掛けてきました。
常時、出展されているものではないのですが、今回は
「板物」の出物も多かったようです。
最近の板物(カウンターやテーブル板などに使う部材)というと
「集成材」や「シート貼材」が主流となってしまい、余りお目に
掛からなくなった部材の一つです。
今回は、巾45〜60cm・長さ2m程度の杉材・桧材・青森ヒバ材など、
また、小口(材の厚み部分の角)は丸太カット、表面皮剥ぎ
されていて、まさに「無垢感タップリ」の状態でした。
今までは、表面の仕上がり感の良さや塗装などの仕上げ手間
が掛かることから、無垢集成材を使用していましたが、
インテリア的に「ラフな無垢感」を好まれるお客様には、是非、
勧めていきたいと考えています。
(キッチンカウンターやテーブルなどに使いたい!)

続きを読む "無垢材の魅力その2-カウンター材" »

まもなく完成!

国立店の吉田です。
以前からご紹介しています「H邸」が、まもなく完成します。

今回のテーマは「高断熱と自然素材」

フローリングやドアは「無垢集成材・自然塗装品」
内装壁は「漆喰塗り」、天井には、ウッドチップと再生紙で作られた「エコロジー壁紙+自然塗装」
また、諸般の事情でイザット外断熱仕様ではありませんが、「外貼断熱仕様」により
高い断熱性を持ち合わせた優良な「室内環境性能」を持っています。

4月24日(日)に「完成見学会」を予定しておりますので、
詳細については、是非お問合せください。

続きを読む "まもなく完成!" »

H邸工事、工事進行中

国立店の吉田です。
以前からご紹介しています「H邸」ですが、今回の地震による影響にもめげず、何とか工事を進めています。
先日お施主様のご了解を頂き、4月下旬に「現場見学会」を開催する事となりました。
日程が決定致しましたら、イザットHPでご案内していく予定です。是非ご期待下さい。

続きを読む "H邸工事、工事進行中" »

「外断熱工法」の噂?のお話し

国立店の吉田です。
タイトルにビックリされた方もあろうかと思いますが、
”怪奇現象”の事ではなく、よくお客様からお聞きする
「外断熱工法」についての噂話し的な「質問」のお話しです。

1,「外断熱工法」で、外壁にタイルを使用すると、
 その重さで、長い間に外壁やタイルが外れてしまう事がある?
2,「外断熱工法」で火事が起きた場合、
 断熱材が溶けてしまう?
3,壁の中に断熱材が無いので、その隙間をごきぶりや白蟻が
 通り易くなる?
というように、こちらが「え?」と思うようなお話しです。
でも、知らない方からすれば、「この辺は大丈夫ですよね。」と
おそるおそる質問するようなことのようです。
ちなみに、
1−回答)・外断熱工法であっても外壁やタイルが落下することはありません。
       なぜかというと、「イザットビス」という外断熱専用のパワービスを
       使って、断熱材と外壁(タイル用下地材)を止めているからです。
      ・イザットハウスでの60mm断熱材を使用した実験データによると、
       1m2当たりのビスの耐荷重強度が約125Kg/m2であり、
       外壁(下地材及びタイル)の荷重(重さ)は、イザットタイル
       (IBS3)で約32kg/m2、INAX社の乾式タイルで約35〜50kg/m2
       ですので、充分な強度と安全余裕値をもっています。
      ・また、タイル自体も、モルタルを使ってタイルを貼り付ける「湿式工
       法」でなく、専用下地材・接着剤を使った「乾式工法」を採用してい
       ますので、モルタルの割れや剥離に起因したタイルの落下もあり
       ません。
2−回答)・イザットハウスで使用している「イザットボード」は、高性能フェノ
       ールフォームを基材としており、火に燃えにくく、他のウレタンや
       スチレン系断熱材のように熱や炎で溶ける事はありません。
       また、断熱材は外壁材と内壁材の中間にありますので、
       それらが燃えてしまったり、亀裂が入らない限り、断熱材まで火が
       くることは無いので、断熱材だけが燃えてしまうことはありません。
3−回答)・白蟻については、通常、住宅瑕疵担保履行法等の仕様規定から、
       薬剤注入した材使用や薬液などの白蟻対策を行っています。
      ・また、白蟻の活動には、普段から湿気のある環境と餌となる木材
       等が必要となります。そのため、通常は、水廻りの基礎下を中心
       に入り込み、順に他の部分へ移動していく事が多いようです。
       イザットでは、ベタ基礎等にて地面と縁をきり、外部からの湿気を
       遮断するだけでなく、「除湿機」によって、基礎下の湿気をカットし
       ています。
       そのため、基礎を含めて建物内は白蟻にとって非常に活動しに
       くい環境となりますので、外断熱工法だからといっても、白蟻が
       外壁を伝わりにくくなります。
      ・ゴキブリも、キッチン排水管廻りなどの湿気のある場所に好んで
       生息しながら、日常生活にある食べかすなどを餌としているようです。
       充分に部屋の清掃等に努めていけば、活動しにくい環境となります
       ので、やはり、(外壁を含め)建物内を移動しにくくなります。
      ・また、近隣から移動してくる場合もあるようですが、外壁面の気密を
       取っているため、ドアや窓を閉め切っている状態であれば、入り込む
       隙間はありません。
というのが、その回答です。
情報収集中の方や初期打合せ中の方には、情報の一助になれば。

無垢材の良さ

国立店の吉田です。
年明けよりバタバタしてしまい、久しぶりの更新です。

国分寺市において、諸事情によりイザット物件ではないのですが、
ネオマフォーム断熱仕様の物件が着工しました。
通常、設計も社内で行うのですが、
今回は施工だけのため、プランや仕様の内容は、
あらかじめ、お施主様の方で決めてありました。
「イザット」での経験や技術を生かして、多少、構造納りや断熱納りの
修正をしての施工が始まります。

今回の土台には「青森ヒバ」が指定されており、久々に現物に出会いました。
普段使用している「米ひば」と比べても、木質や匂いなど、「国内産」は
良いですね。(米ひばや桧と比べて非常に高価ですが)
柱も「桧」を使用予定ですので、上棟が楽しみです。

続きを読む "無垢材の良さ" »

建築の少しマニアックなお話し-気密編その2

国立店の吉田です。
東京は、このところ、急に寒くなったり暖かくなったりと
とても12月とは思えない陽気です。
「寒がり」な私としては、大変助かっていますが、
「地球、大丈夫か?」的な天気ですね。

今回はエンジニア的なお話しの気密編です。
イザットハウスの性能の中で、「気密」性能は特に重要な部分です。
その一旦を担うのが、外壁や屋根の下地に張る「気密シート」です。
高い強度と耐久性を持ちますので、基本的に交換や補修は
不要となる部材です。

お客様からのご質問の中に、
「イザットはなぜ気密性にこだわるのか?」といったお話しがあります。
実際には外壁の中に隠れてしまう部材ですが、
その機能は「気密性の確保」だけでなく、
「湿気による断熱性の低下を無くす」「外部からの湿気を遮断することによる
躯体耐久性の確保」や「遮音」も兼ねています。
そのことにより、
イザットハウスは「建物の高耐久」と「室内換気のコントロール」
「外部からの遮音性」といった性能を確保している訳です。
また、気密性能を確保するためには、窓廻りやダクト廻りの細かい施工が必要
となり、相応の施工精度も要求されますので、高い施工能力の裏打ちとも言える
と思います。
もう少し詳細を知りたいという方は、イザットハウスへお問い合わせください。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し-気密編その2" »

建築の少しマニアックなお話し-構造編その2

国立店の吉田です。
先日まで「猛暑日」が続いていたと思ったら、急に秋雨前線となってしまいました。
昼夜の寒暖の差に、皆様どうかご自愛ください。
さて、今回はマニアックなお話しの「構造編:集成材」についてです。
まず「集成材とは何?」という方もいると思いますが、「断面寸法の小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる木質材料。(wikipediaより)」というもので、断面寸法の小さい木材を、乾燥し積層及び繊維方向に張り合わせした構造用集成材です。
メリットとして
?乾燥による変形・割れ等の狂いが生じにくい
?無垢材と比べ強度のばらつきが小さいため設計強度を大きく取れる
?無垢材で取れ難い「大断面」の材がつくれる
といった事から、構造材では土台・柱・梁などで使用する例が多くなっています。

よく「無垢材より集成材を使った方が建物が強くなるのか」といったご質問があります。
「建築材料」の観点より、確かに同じサイズでくらべると、構造計算上、「無垢材」よりも「集成材」の方が材料強度を高く計算できる材が多くなります。そのため、構造材の配置において、部分的には強度が上がるように捉えがちです。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し-構造編その2" »

建築のマニアックなお話し-構造編その1

国立店の吉田です。
毎日、暑かったり、寒かったりと、忙しい気温の日々ですが、皆様も体調管理には、充分お気を付けください。

今回は「マニアックなお話し」の構造編、
最近、お話しの多い「制震工法」についてです。
イザットでも、いくつかの「制震工法」をご用意しています。
今回、施工中の物件では、フォワードハウジングソリューション社製の「パワーガード」を使用しています。

「耐震と制震、免震の違いが分からない」とか、「制震工法は有効なものなのか」
と云った質問をよくお聞きします。まず、その内容の違いですが、
?「耐震」は「地震に対して構造体の強度でその力に耐え、建物の倒壊を防ぐ技術」を指し、建築基準法などでその基準や強度・構造計算方法が定義されています。
 建物階数・面積・形状、構造材の位置・種類、耐力壁(構造用合板や構造パネルを取付した壁)や筋交いの位置・量、などで、建物全体の耐震性能が定義されます。
 最も基本となる「地震」対策となります。
?「免震」は、「そもそも建物自体を揺らさないように、基礎と地面の絶縁化や、アイソレーター・ダンパーなどでの、地面の揺れに対して建物の揺れが追随しないようにする技術」を指します。 
最近では、上層階での「揺れ」を考慮した高層建築の病院やマンションなどで採用されている事例が多々あります。 
 ただし、建物廻りの空地や免震層が必要であったりと、コストが非常に高くつく工法です。
 また、木造住宅の場合は、基礎下の配管や断熱等での条件やデメリットがあり、メンテナンス性能や断熱性能との「両立」に難しい部分があります。

続きを読む "建築のマニアックなお話し-構造編その1" »

上棟しました!

国立店の吉田です。
市内に施工中の現場が、上棟しました。
”激”暑の中で、なかなか進捗がはかどらない状況でしたが、
大工さんや鳶さんには、がんばってもらいました。
まだまだ暑さが続くようですが、職人さんの体調管理に
気をつけながら、工程に遅れの無い様、全社で頑張っています。

続きを読む "上棟しました!" »

建築の少しマニアックなお話し-換気編その1

国立店の吉田です。
暑い日々が続きますが、地域によってはゲリラ豪雨の被害も多いようです。
なんだか、「地球、大丈夫か?」と思ってしまうような気候変動ですね。

今回はエンジニアなお話しの「換気編」です。
皆さんも聞き及んだことがある「24時間換気」、現状、法令的に設置を義務付けされた設備の一つです。
そもそもは、「住宅の気密化が進んだことによるシックハウスなどの弊害を軽減するため、建材に含有されるホルムアルデヒド等の有害物質を強制的な室内換気で室外に出し、室内の空気環境の改善をする」を重要な目的としています。
しかし、「高気密・高断熱」を考慮しますと、冷暖房効率を低下させない換気システムの採用は、建物の性能を大きく左右する要素の一つとなっています。
イザットは、標準「第3種アルデ」、ネスタ「第1種」を基本とし、冷暖房効率を考慮した換気システムを採用しています。
ちなみに、イザットでは標準「第3種」の場合、小屋裏と基礎内にも排気口を設けているところが、特徴です。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し-換気編その1" »

建築の少しマニアックなお話し 配管編その3

国立店の吉田です。
まだまだ暑い日々がつづくますが、お盆のお休みはいかがだったでしょうか。

今回もエンジニアなお話しの続きです。
今回は、外部給排水雨水設備工事の「排水管」の部分です。
地域によって施工内容が違うため、非常に分かり難い施工部分の一つです。
「東京都」の場合は、23区と多摩地域でも違い、多摩地域では
「上水道」は凡そ東京都水道局、「下水道」は凡そ市町村の管轄のため、
基本的な施工要領は統一されていますが、多少地域性による差異があります。
また、下水道への「雨水」の取扱いは、地域によりまちまちとなっています。
ちなみに、多摩地域の多くは、「雨樋」からの「雨水」を一旦、「浸透桝」で受け、
敷地内に雨水を浸透させる工法を基本としています。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し 配管編その3" »

もうすぐ完成です。

国立店の吉田です。
とても暑いですね。
皆様も、ご自愛ください。

もうすぐお盆休み。
しか〜し・・・・、
現場段取りとの兼合いの中で、休日をつくりださないといけないため、
現場や打合せの日程調整に、悪戦苦闘中です。
なんとか休みを確保して、ゆっくりしたいと頑張っております。

さて、先日よりご紹介している「長期優良住宅」の物件も、最後の仕上工事と
外構工事に移行しました。
先日の「現場見学会」にも、多数のお客様のご来場を頂きました。
快く了解頂きましたお施主様並びにご来場のお客様には、
この場を借りて、感謝申し上げます。
また、今週土曜日(8/7)にも予定しておりますので、ご興味のある方は、
イザットHPをご欄下さい。

続きを読む "もうすぐ完成です。" »

完成までもう一息。

国立店の吉田です。
急激な暑さで「夏到来」となり、東京はとても暑い日々となりました。
ここ数日は湿度も高いため、エアコンのお世話になりっぱなしです。

市内で施工している「長期優良住宅」の工事も、最終段階となってきました。
クロス工事がほぼ終了して室内の全貌が見えてくると、完成が待ち遠しい気分です。
まだまだ、細かい仕上げ工事や外構工事が残っていますが、最後まで気を抜かずに進めていきます。

続きを読む "完成までもう一息。" »

建築のマニアックなお話し-断熱編

国立店の吉田です。
東京もようやく遅れ遅れの梅雨時期に突入しました。
現場の方も、屋根工事や外壁防水工事が
間に合ったので、遅れの梅雨に感謝です。

さて、前回より引き続き、マニアックなお話しです。
今回は、「イザットハウス」の技術的な特徴の一つでも
ある「断熱」の部分です。
イザットでは、基礎部分にも断熱を施工しております。
標準の第3種換気の場合、1階床下の基礎にも24時間の
吸込ダクトを設置し、室内と同じように、換気を行います。
そのため、基礎立上り部分で断熱層を造り、室外と基礎内を
熱的に分断します。
他メーカーでは、基礎の外側に断熱材を入れる工法もありますが、
「防蟻」や「施工性」を考慮すると、非常に合理的だと思います。
また、べた基礎のスラブ部分の上部にも、断熱材を貼るのが
大きな特徴です。土に接しているとは言え、立上り部分からの
断熱欠損を考慮しているためです。

続きを読む "建築のマニアックなお話し-断熱編" »

建築の少しマニアックなお話し-配管編その2

国立店の吉田です。
今回も建築のエンジニア的なお話しの続きです。

建築打合せの初期ヒアリングにおいて、現ご自宅の不満点を
お聞きする際、
「2階にトイレ・キッチンのあるお宅で、2階で水を流したときの音が
1階でやけに気になる」というお話しをよく耳にします。
2階にトイレ・キッチン等の水廻りがある場合の排水管は、
?外壁を貫通して、外部に排水管を通す方法
?1階の天井裏や1階の壁を通す等、建物内部に配管を通す方法
の2種類があります。
?の場合に、その傾向が多いようです。
その理由は、天井裏や壁内の排水管を通る排水音の音漏れや
排水管の振動音のようです。

最近は水廻り設備機器の発達により、2階以上の階にキッチンや浴室の設置が
可能となり、間取りの自由度も広がっています。
ところが、外観デザインや敷地条件もあり、外部に配管を通す事が出来ず、
建物内部に配管を通すため、配管経路はより複雑となる傾向です。
そのため、建物の気密性能のUPと合わせ、建物内部の「雑音」がより
増幅されて聞こえるようです。

イザットハウスでは、その排水管に「特殊防音材」を使用し、かつ、排水管の確実な
固定をする工法を採用しております。
なかなか気が付き難いのですが、住んだ後の「快適性」に関係しますので、
見逃せない部分です。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し-配管編その2" »

建築の少しマニアックなお話し-配管編その1

国立店の吉田です。
今回は少しマニアックというか、エンジニア的なご紹介です。

以前より、使用する建築材料やデザインに関して、
検討や研究を日々続けています。
構想だけでなく「造り上げる」ことが我々の仕事であるため、
「施工方法」や「施工性」と「コスト」をにらみながらの葛藤も常にあります。
その中で「デザインは、より良く、かつ、オリジナリティーを求める」ですが、
「機能性は、より機能的に、かつ、安全性とコストを両立させる」
を念頭において、設計や部材選定をしております。

前説が長くなりましたが、機能性の一部分として、
?当社は建物内部の給水管・給湯管に
「架橋ポリエチレン管」という特殊な樹脂管を標準採用しております。

以前の鉄管・ライニング鋼管・ステンレス管は、「さび」や
「継手(管の接続部分)の水漏」のリスクがあり、補修や設備交換が生じた
場合に大きな工事を伴うものでした。(壁や天井を壊す場合がある)
こちらは極力継手を減らす工法であり、継手も専用部材を使用するため、
施工性が良く、施工不良のリスクが少ない、管の耐久性が高いことが特徴です。

?給水管に「ヘッダー」方式を採用しています。

前述の「架橋ポリエチレン管」とのセットでなせる工法ですが、
1階の床下(2階に浴室等ある場合は2階にも)に、水道メーターからの
建物内部引込管を「ヘッダー」に接続し、ここより室内全ての水栓に直結する
工法です。メンテナンスや点検が容易なだけでなく、水栓数が多い場合の
水圧力の平均化が特徴です。

今後も、いろいろマニアックな建築的部分をご紹介していきます。
どうぞ、お楽しみに。

続きを読む "建築の少しマニアックなお話し-配管編その1" »

設計者のちょっとした「うれしさ」

国立店の吉田です。
先日、今年春に入居されたA様の定期点検に伺いました。
とてもきれいに住んでいただいているだけでなく、
設計段階でこだわった部分に、みごとなまでの小物を
レイアウトされていました。
これほど何気ない調和をもたらすとは。
ちょっとした「うれしさ」と共に、
今後の参考になりました。
※ちなみに1枚目の壁材は、
 新商品のアイカ社のジョリパッドウォールを
 使用してみました。

続きを読む "設計者のちょっとした「うれしさ」" »

上棟しました!

国立店の吉田です。
前回、ご紹介した「長期優良住宅」の物件が上棟しました。
打合せ期間がありますので、現場が始まってしまうと
進捗が早く感じます。
完成に向けて、全社員・職方ともども頑張ります。

続きを読む "上棟しました!" »

今年度・長期優良住宅、着工しました!

国立店吉田です。
国立店として、今年度「長期優良住宅」が市内に着工しました。
4月中旬に着工予定だったのですが、
昨年同様、今年も認定申請のやりとりに時間をとられ、
若干遅めのスタートです。
その間に補助金制度が発表があり、あきらめかけていた補助金がもらえる事となり、
少しホッとしたところです。
これから、予定工期までの完成に向けて、全社で頑張っていきます。

また、お施主様のご厚意により、後日「見学会」を予定しています。
お楽しみに!!

PS:写真は基礎配筋の一部です。ちなみに「さや管」方式の先行配管が見えています。
  「当社・長期優良住宅」の場合、この方式が一般的となります。

続きを読む "今年度・長期優良住宅、着工しました!" »

ユニットドアの進化

国立店の吉田です。
今回は少しマニアックなお話しです。
建材メーカーさんで販売している
ユニット式ドア(ドア・枠・ノブがパッケージしている商品)
に使用しているオレフィンシート(表面シート)の進化にめざましいものがあります。

以前は、いかにも「造り物」といった雰囲気でしたが、
パッと見た感じは、本物そっくり。
塗装方法によっては、無垢物や突板物と区別ができないくらいの出来栄えです。
また、塗装の剥がれや劣化、ささくれ、ドア反りがないので、
「カラー」や「木目」によっては、本物以上です。
小さいお子様がいらっしゃったり、ドアの反りや開閉を気にするお客様には、
こちらの方が良いかもしれないなと思います。
今後も、いろいろご紹介できれば。
ちなみに写真は、自宅で使ってみた、トステム社の「ディースペック」という
特注のユニットドアです。

続きを読む "ユニットドアの進化" »

自分で貼ってみました!

国立店の吉田です。
先日、かねてより進めていた自宅の改装が、
ようやく完成しました。
前から自分で貼ってみようと思っていた
INAX社の「エコカラット」を使ってみました。

日頃は、タイル職人に指示するだけだったため、
自分で貼ってみて、これからのデザインの参考にしよう
との軽い気持ちでしたが、
やってみたら、意外に簡単でした。
ただ、納り上、出隅・入隅の納めは面倒でしたが・・・・
今後は少し「タイル割り」を考慮して検討しなければと
考えています。

続きを読む "自分で貼ってみました!" »

もうすぐ完成!

国立店の吉田です。
諸般の事情によりイザットの外断熱工法ではないのですが、
軽量鉄骨造の物件がもうすぐ完成します。
特殊工法(旭○成ヘーベルさんのようなフレーム工法)
で、いろいろ諸条件がありましたが、
約27畳のLDKを、大空間の1室でつくるのは、
鉄骨造ならではです。
まだ仕上工事の途中ですが、完成が待ち遠しい限りです。

続きを読む "もうすぐ完成!" »

完成しました!

国立店の吉田です。
以前より、プログで紹介させていただいていた「長期優良住宅」物件の国立店第1号が、
完成致しました。
お施主様のご協力のもと、当初の長期優良申請でのもたつきを挽回しての、
完成・お引渡しでした。お施主さまと共に、当社・大工・職人が一体となって
ここまでこれたと思うと感無量です。
また、お施主様のご理解とご協力に、感謝です。
ちなみに、写真は、お施主様自ら撮影した画像を頂きました。
趣味の範囲とおっしゃっていましたが、みごとな腕前に感動でした。



続きを読む "完成しました!" »

本年もよろしくお願い致します。

国立店、吉田です。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

年末まで引渡し業務でばたばたしていて、
新年、ようやくのプログ更新です。
年末になかなか更新できず、皆様には大変恐縮でしたが、
今年も頑張ってまいりますので、どうか、よろしくお付き合いください。

続きを読む "本年もよろしくお願い致します。" »

構造現場見学会、開催しました。

国立店、吉田です。
先日、長期優良住宅認定現場の構造現場見学会を開催しました。
急遽決った日程でしたので案内も直前だったのですが、
多数のお客様にご来場頂き、盛況の内に終了することができました。
当日は心配していた雨も上がり、晴れ間も差し込み暖かったので、
ゆったりと現場をご案内できました。
ただ、当日にご連絡のあった1組のお客様が、当社の転送電話の不具合で
連絡がとれずじまいのため、ご来場いただけなかったのが心残りです。
次回では、こうしたことの無いよう万全にしたいと思います。


着工しました!

国立店の吉田です。
9月下旬から、インフルエンザや台風だと、季節はずれの猛威に驚かされる今日この頃です。
皆様もお体には十分お気を付け頂ければ。

さて、先日のプログでもお話しましたが、当社の「長期優良住宅」第1号の物件が着工しました。
書類手続きの煩雑さにあきれるほどでしたが、関係諸氏の協力により無事、申請が完了した次第です。
来年度も続けて欲しい施策ではありますが、もう少し簡略できないかなと思いつつ、
完成に向けて全社で全力投球です。

長期優良住宅について

国立店、吉田です。
現在、当社で受注したお客様の長期優良住宅の申請をしています。
ご存知の方や興味のある方もあろうかと思いますが、
ある一定条件以上の優良住宅に対して、認定をする代わりに
税の軽減や補助等をして、優良な住宅の着工を増やそうとの、
国の施策です。
今回当店も1件申請中で、今後も増やしていこうと日夜がんばっております。
とても良い施策と思うのですが、
基準法の改正以来、詳細が細かく決っていないまま、急に法律が施工となる
場合が多く、今回の認定もその一例で、申請での混乱も少なくないようです。
ただ、今回のように、一般住宅でコレだけのメリットのある施策は少ないと
思いますので、「家造り」をお考えの方には朗報かもしれません。
但し、一般的な住宅仕様の場合必要な性能を満たすために、コストもアップ
する要素が多いので、十分にお気を付けを。
ちなみにイザットハウスの性能仕様からですと、最小限のアップで済みます
ので、コスト負担に対してのメリットは高いと思います。

地盤調査

国立店、吉田です。

先日、解体工事が終わった現場で地盤調査を行いました。
「家造り」を経験する際に見る位で、一般の人はなかなか
見ることのない地盤調査の状況です。
ちなみに「スェーデン式サウンディング法」という調査方法で、
2〜3階建の低層住宅では、一般的に用いる調査方法です。
モリの先のような形状のパイプを、重りを載せ回転させながら
地中に入れていきます。
一定深さパイプがもぐるのに必要な回転数や重さから、
地盤耐力を計算で求める方法です。
以前は、大人二人が手動で廻していましたが、今は電動モーター
を使用して廻していく装置が多いようです。
一般的には新築建物の大きさに係らず空地を利用して適当な位置で
調査しているようですが、
当社は必ず新築建物の四隅と中央部の5ケ所を調査し、敷地の
場所場所での地層のズレや表面にみえない埋設物がないかを
見ていきます。
ご安心いただければ。


完成しました!

国立店吉田です。
先日もプログに載せました「O様邸」が完成しました。
今後、お住まいになりながら、第?期外構工事等で「家」を少しずつ
最終完成形態へすすめていく予定です。
(某アニメのマシンみたいですが・・・)



もうすぐ完成!!

国立店の吉田です。

当社で施工していますO様邸ですが、
もうすぐ完成です。
先日、足場がとれ、内部の塗装も終了。
住宅設備の取付が終了次第、クリーニングの予定で
進んでいます。
O様ご夫婦とは、二人三脚(三人四脚?)で、一つ一つ
打合せをしながら進めてきましたので、
お施主様以上に私自身が感動しています。
もうしばらく工事は続きますが
お引渡しまで気を抜かずに頑張ります。


家創りの本質

国立店店長の吉田です。
日常にて、ちょっとドキッとした1コマです。

買い物に行く車中での家族との会話。
娘「パパ。イザットハウスって、どんな家を造っているの?」
父「冬暖かくて夏涼しい家で、とても暮らしやすい家だよ。」
娘「パパ。今はどこでもそれは普通に聞くよ。
  そうじゃなくて。
  家族が明るく楽しく暮らせる家を造らなくちゃ。」

娘「家族が住みたいと思う家が一番と思う。
  私もそういう家に住みたいな。」


娘の一言にとてもビックリしました。小学校4年生の娘が、「家創り」の本質を語るとは。
(親しては頼もしい限りですが)
デザインやスペックも大事な事ですが、やはり、
住まわれるお施主様ご家族が「住んで良かった」と思って頂ける「家創り」を
していくことが我々の使命とも思います。
それを再認識した事柄でした。

ブログ投稿者
店長:吉田浩一
1969年3月18日生まれ
趣味:楽器演奏(サックス、キーボード)、有名建築の見学
出身地:茨城県稲敷郡阿見町

花粉フィルター

エネルギーダイエット住宅のススメ

お客様ホームページ