燃費のいい家、悪い家!?
こんにちは荒木です
暑くなりましたね〜!4月でこんな暑さじゃ夏が思いやられます(;^_^A
さて、地球温暖化や環境破壊が多く取り上げられる昨今、我々
住宅業界も環境に配慮した家をつくっていきましょうという風潮が
強くなってきており、それを推進、支援する国策もどんどん
増えてきています(´∀`)
今日参加したLIXIL主催のフォーラムの中での講演で
『なるほどなぁ』と思った話があったので書いておこうと思います。
近年、『ゼロエネ住宅』や『省エネ住宅』、『低炭素住宅』等々の言葉を耳に
した事がある人もいるでしょうが、それってどんな家なの??という方も
みえるかもしれませんので簡単に説明を。
先述のとおり、環境に配慮した家が推進されている中、私達が日々生活していく上で
家の中で必要となるエネルギーの消費量を減らしていき、二酸化炭素の発生を抑制
していく、そんな性能を持った家の事をいいます(・ω・)/
例えば、冷暖房機器の使用量を削減するために、家の断熱性能を高める、
さらに言えば太陽光発電等の自家発電設備の採用などが挙げられます。
上記の様な省エネ性能を持った家を『A』として、そうでない家を『B』とします。
(Bの家も昔の住宅に比べれば格段に断熱性能は上がっていますが…)
『A』の家は、
?初期費用(建築費)がBに比べて高い
?月々の光熱費がBに比べて安い
『B』の家は、
?初期費用(建築費)がAに比べて安い
?月々の光熱費がAに比べて高い
どちらの家も35年の住宅ローンを組んで建築した場合、35年間その家に
住み、ローンが終わった時の光熱費を含めたトータルコストは結局同じくらいに
なるのでは!?って事です。
例えばAとBの光熱費の差額が年間20万円とします。
年間20万円×35年=700万
かなり大雑把な試算ですが、光熱費の差額で700万円の
違いがあるという事になります!
700万円プラスすればAの家を建てられるんじゃないか??(@_@)
さらに35年間の住宅ローンを払い終えたとき残るのがAの家が良いのか
Bの家が良いのか…という事ですね(ノ´▽`)ノ
当然マイホームを新築するにあたって色々な理想や条件が人それぞれに
ありますので一概には言えませんが、
近年では燃費の良いエコカーや、光熱費が抑えられる家電製品などが
流行していますし、人生で一番高い買い物と言えるマイホームも
『燃費のいい家、悪い家』という視点で考えてみても
いいかもしれません(≡^∇^≡)