うだつの上がらない!!
こんにちは!!(^ ^)
「イザットハウス大阪南店」の上村です!!
今日は建築に関する雑学を一つ!!
みなさん『うだつが上がらない』と言う言葉は知っていると思います。
『パッとしない』とか『〜が良くならない!』と言った時に使われます。ではその語源は何でしょうか?
『うだつ(梲)』とはもともと2階部分や屋根に設けられる民家と民家の間にある防火壁の事で平安時代には『うだち』と呼ばれていたようです。その防火壁である『うだつ』は高価なもので『うだつ』が上がっている家は裕福であり金銭的な余裕がなければ上げられない事から『うだつが上がらない』と言う言葉が誕生したと言うことです。
これは僕の見解ですが、『うだつ』は装飾品としての役割もあったようで『うだつ』があるのと無いのでは意匠的に貧弱に見えたのではないでしょうか?
火事と喧嘩は江戸の花と言う言葉から見ても昔から火事には泣かされていたのでしょうか?『うだつ』と言う対応策が考えられていたんですネ〜!!
これ『うだつ』です↓
建物から出っ張っているのがうだつです。
屋根に付けているうだつです。
うだつの続く町屋。
袖うだつ。
どうでしょうか楽しんでいただけましたか?
ではではm(_ _)m