日本の家の問題点…おさらい
年末に日本の家の問題点についてお話しましたが
間が開いてしまったので少しおさらいです。
現在の住宅は昔と比べると、間取りの上でも個室化がすすみ
設備もアルミサッシやビニールクロスの登場で密閉的な構造になりました。
昔の住宅は、風通しを良くするためにも、浴室は離れに、
炊事は土間で外気に開放して行いましたし、洗濯はもちろん外でした。
しかし現在は、浴室はユニットバスで家の中、
炊事はダイニングキッチンで家の中、
洗濯は全自動洗濯機で家の中、
昼間不在の家では洗濯吻を干すのも家の中だったりします。
家事を家の中で行うようになり、
あるものが家の中で大量に発生するようになりました。
そうです、答えは「水蒸気」です!!
高温多湿の気候の上に、さらに現在の家は昔とは比べものにならないほど、
屋内で発生する水蒸気の量が多くなりました。
研究者によれば、四人家族が家の中で生活すると、
さらに冬場に窓を締め切ったまま暖房し続けると、
家の中に水蒸気がたまってしまいます。
そう、冬の暖房した部屋の窓ガラスに付く、あの水滴です。
健康で長持ちする家を建てるには、この水蒸気や結露対策を
キッチリとしなければならないということなんですね
結露の対策については次回のお楽しみです♬