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2012年2月14日

内断熱 と 外断熱

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みなさんも外断熱や内断熱という言葉を耳にされていることと思います。

日本の住宅は9割以上が「内断熱工法」で施工されていると聞きますが

その中には内断熱ではなくて、「柱間断熱」と呼ぶべきものがあるようです。

「内断熱」とは、マンションなどのように躯体の内側に断熱をするものであり

柱と柱の間で断熱されるものは「柱間断熱」または「軸間断熱」と言った感じです。

なので、ここでは「内断熱」と「柱間断熱」を呼び分けていきましょう。

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断熱するのが外側でも内側でも良いのですが、

断熱するラインが連続することが断熱の大原則なんです。

冬の寒いときに穴ぼこだらけのコートを着たら

ちっとも暖かく無いですよね。
雪 くま.gif

住宅の断熱もこれと同じです。

外断熱とは躯体の外側に気密層と断熱層を設け

建物を外から断熱します。

躯体材はすべて断熱ラインより内側に入りますから、

躯体は、断熱材によって外の寒暖から守られるのです。

しかし、内断熱や柱間断熱では躯体材はすべて気密層の外側

躯体材は直接外気にさらされますから

コンクリートなどは日射により劣化が進んでしまいます。
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そして戸建住宅で言えば、床下や小屋裏の材木は

全てに外側になってしまいます。

せっかく、木造で家をつくったのであれば

断熱ラインが躯体の外側で、木の柔らかさも、

調湿性も利用できる外断熱の方が合理的です。

柱間断熱の場合には、断熱材と柱の間にどうしても

隙間ができてしまうことが避けられません。

この隙間は、断熱の上でも気密の上でも欠損部になってしまうんですね。

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今日のポイントは
書類持っている女性.gif


断熱するラインが連続することが快適な環境へと

導いてくれると言うことでした〜

2012年2月 2日

結露のしくみ

結露というと、冬に暖房した住宅の窓ガラスや、

氷を入れたコップの表面を思い浮かべますよね

結露はどうして発生すると思いますか?

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空気は水蒸気に対しては非常に特殊な性質を持っているそうです

温度がわずかに変化することで、保有できる水蒸気の量が

大きく変わってくるのです。

例えば、温度が30度のときは1?の中に30.4gの水蒸気を保有できるのに

O度になると、わずか4.9gの水蒸気しか保有できません

6倍以上も変わってしまうんですねーーーー

ビックリです!!!i11-13.gif

この空気の性質が屋内結露や冬の乾燥を生みます。

窓はアルミやガラスでできているため熱を伝えやすく、

屋外との温度差によって窓周りに結露を起こします。

そして目に見えない壁の中や床下、天井裏でもこの結露が

起こっているんですって。i11-6.gif


なので家づくりには【結露の対策】
が重要だって事なんですねー


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寒い日が続きますが皆さまお風邪など召されませぬよう

お体にお気をつけくださいねー

ブログ投稿者
工事担当:竹中拓也
1972年3月4日生まれ
趣味:サイクリング、テニス、ドライブ、DIY、猫と戯れる事
出身地:神奈川県横浜市

ブログ投稿者
事務担当:岡田美紀
趣味:ウィンドーショッピング
出身地:神奈川県鎌倉市

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