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長寿命住宅〜いいものを長く使う。これからは、住まいも長生きの時代です。

ライフサイクルコストで考える

日本の家は長持ちしない

現在の日本の家は、人間にとって最も重要な換気を考慮せずに密閉化されたため、その結果、結露が多く発生し、住む人には不健康で、耐久性に劣る住宅に変わってしまいました。

そのため日本の住宅寿命は欧米諸国に較べて非常に短く[図1]、スクラップ&ビルドによる資源とエネルギーの浪費や建築廃材の増加は見過ごすことができません。

資源の重要性が増すこれからの時代には、長く使えて環境に負担の少ない家を建てていくことは、日本の義務でもあると思います。

ライフサイクルコストってなに?

住宅のコストは次の3つに分けられます。

  1. 建築時にかかるイニシャルコスト
  2. 住み続ける間にかかるランニングコスト
  3. 解体・廃棄コスト

これら全て合計したものをライフサイクルコストと言います。

今の日本の住宅の耐久性は20年ぐらいしかありませんからライフサイクルコストに占める割合も建築コストが最も大きいのですが、これから地球環境の保全の意味でも、もっと長持ちする家が求められる時代になると状況が変わります。

住宅が30年以上もつようになるとライフサイクルコストに占める建築費の割合は1/2以下になり、ランニングコストの占める割合のほうがはるかに大きくなります。

メンテナンスフリーの素材を使った外断熱住宅をつくろう

ライフサイクルコストを下げるには、基礎や骨組み、外壁、屋根といった住宅の「躯体部分」について、メンテナンスなしで50年以上の耐久性を確保する事が必要不可欠です。その為には、構造躯体を腐らせる原因となる結露を発生させない「外断熱工法」にすること。そして、外壁や屋根などの外装材には思い切って予算をかけ、経年劣化のほとんどない起こらない材料を使っておく事が重要です。

具体的に使用する外装材として屋根には、ステンレスが最も適した材料といえるでしょう。軽くて耐久性のあるステンレスに汚れにくいフッ素塗装と熱線反射塗装を施すことで、メンテナンスフリーの屋根ができます。

そして外壁にはレンガまたはタイルが最も経済的です。レンガは紀元前から使用されており、紀元前の建物が今なお健在であることからも、たいへん耐久性に優れていることが分かります。他の外壁材と異なり、月日を経て独特の色合いや深み、重量感を出すのも魅力です。

このように長期的にみたライフサイクルコストを勘案すると、最初に将来お金のかからない仕様を検討しておくことは、最も賢明な選択といえます。

長寿命住宅によるライフサイクルコスト軽減効果の試算