今回お伺いしたH様邸は、主に奥様と女性建築家の川上さんで家づくりを進めたお宅です。 都内某所の駅から程近い閑静な住宅街に、ひときわレンガ外壁が印象的な外観。 「月日が経つにつれ愛着がわき、古くなっても味わいが出るような家を建てたい」 そのイメージを実現するために、勉強熱心な奥様が住宅雑誌や書籍を読んで行き着いた答えが、 「長持ちする家を建てるには、取替えのできる内部や設備より、家の基礎となる構造や外壁・屋根にお金を掛けなければならない、 それには、外断熱しかない」ということでした。 |
家づくりの優先順位は、絶対に外断熱で、次に無垢材、設備のこだわりなどと決め、外断熱ができる建築会社やハウスメーカー選びが始まりました。 知り合いの建売の会社など検討していたけど、会社が遠くて打ち合わせが大変だったり、そもそも外断熱ができない、やらないということで断念。 そこでインターネットを使い外断熱が施工できる会社をいくつか探したところ、イザットハウス東京西店がヒット! 家と会社が近くて、打ち合わせに自転車で通えるほどのフットワークの良さもあり本格的に打ち合わせがスタートしました。 |
「川上さんは私の言った1のイメージに対して、12、13の的確な答えが返ってくるので、
打ち合わせがとてもやりやすかった。女性ならではの家事や設備の視点から必要なものとそうでもないものの仕分けを、
納得のいく表現で指摘してくれたことがすごいと感じました(奥様)」 例えば電動シャッター。毎朝のことだから多少金額がかかっても付けた方が良い、 その代わりこっちは我慢する、といったように単に高いものを進めるのではなく、 削れるところは削る提案と、わかりやすい見積書に信頼できたそうです。 家の外観については、お金をかけなければならないと決めていたので、長持ちする家のために、家の構造をしっかりと守ってくれる性能を持った素材を選ぶことに。 外壁にはイザットレンガ、屋根にはステンレス屋根を採用。 |
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「外断熱の実際のところについて不安もありましたが、お宅訪問に参加してみて納得しました。 1年2年・・・と建築後のアフターメンテナンスまで川上さんが見てくれているし、実際に住んでいるお客さんのところを見せれる自信のある会社なんだな、と感心しました。(奥様)」 我が家も、しっかりアフターメンテナンスしてくれるから、ここなら安心してお任せできると判断し、ご主人、お母様を説得して依頼先を決定! (この取材当日にも、家づくり計画中のお客様がH様邸をご見学されていました) |
「両側に隣家が迫っていて、ふつうに建てたら1階が真っ暗になってしまう敷地の為、2階にリビングやキッチンなど水回りを配置するプランも考えましたが、
お母様のことや家族のことを考え、1階にリビング、キッチン、水回り、お母様の寝室とするプランをの検討していました。(奥様)」 と、奥様自ら間取りを考え、それをもとに川上さんとプランを詰めていきました。 |
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断熱性、気密性が高いことで、吹抜けや間仕切りのない大空間をつくっても快適な室内温度を保つことのできるため、1階のリビングに2階の屋根勾配まで吹抜けをつくりました。 この吹抜けは、暗くなりがちな1階に光を行き渡らせるだけでなく、階段も配置して、各部屋をひとつながりにし、限られた土地の中にも、ダイナミックな空間を実現しました。 また、壁に囲まれた廊下がなく、玄関ホールとリビングを仕切るドアさえないので、どこにいても温度差を感じることがなく、どこにいても家族を感じることができます。 「イザットハウスだから、外断熱がわかっているからできる設計なんです。(川上さん)」 |
「居心地の良いリビングに家族みんなが集まる家をつくりたい。家族みんながそれぞれ部屋にいるのは寂しい。(奥様)」 そんな奥様の理想は、リビングの吹抜けと配置デザインの美しい大きくたくさんの窓によって叶いました。 「この窓のおかげで、家の中にいながら空が見えるし、木も見える、月の動きも見える。 普通の2階建てではできなかったと思う。吹抜けを作った分、部屋の面積は減ったけど、それに以上のものを得られました。(奥様)」と大変満足した様子。 家族みんなで過ごすリビングは家族みんなのお気に入りの場所になっています。 |
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「以前マンションに住んでいたとき、冬は床が寒くて耐え難かったし、朝になると窓が結露でびっしょりだった。
梅雨時期は床がジメジメして不快だったし、夏のトイレは蒸し暑かった。
この家は床暖房とエアコンで、耐え難い寒さがなくて快適だし、結露がまったくないんです。
住んでいてストレスがないし、かび臭いとかもないし、当たり前のように快適に住んでいます。(奥様)」 と快適であること忘れてしまうくらい住み心地の良さを体感されていました。 入居後のライフスタイルや健康上よくなったことについては、 「花粉症がよくなったかな。(ご主人)」と24時間計画換気システムのすごさも実感されていました。 |
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「私は、総レンガ外壁にステンレス屋根にしました。けど、その費用を内部に回していたら、仕様を上げたり、いろんなとこに振り分けできたかもしれません。
でも家の本体となる外側は取替えがきかないから、そこに費用かけました。 予算はだれでもあるけど、屋根、壁、構造といった基本に費用を掛けたほうが良いと思います。 家は、生きていく上で、生活全ての根本となる場所だから、家がしっかりしてれば、外で思い切り仕事ができるし、帰ってくればくつろげる、癒しの場となる。だから快適な家が一番!(奥様)」 |