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お宅訪問レポート〜家を建てたリアルな体験談や苦労話のインタビュー

Y様邸:家じゅう、あそびば。家じゅう、かいてき。
 
 今回お伺いしたY様邸は、富士市の閑静な住宅街に建つ、モダンな形に真っ白な塗り壁の外壁が印象的な外観。 家づくりに熱心なご主人と沼津店の佐野社長が、妥協なく、最高の家づくりのために、こだわりにこだわったお宅です。

 ※家づくりの経緯から入居後の住み心地まで、Y様ご主人にインタビューさせていただきました。  Y様の家に対する想いを尊重させていただくため、インタビュー内容をほぼ原文のまま掲載しています。
gaikan
 
プロローグ
 
 家探しを開始した当初は、大手ハウスメーカーのMホーム、K工務店などのモデルルームを訪問して、 その外観や内装、優れた設備などに魅了されて、右往左往していました。 そんなときに「家の耐久性、耐震性を決定する一番重要なポイントは、屋根裏・壁内・床下の内部結露をいかに防ぐかという事」 という10年前位に両親から受けた助言を思い出し、家の外見・内装などの、いわゆる表面だけでなく、内部構造及び性能を考えるようになりました。
 そもそも内部結露とはどの様なメカニズムで発生するのか?という点に興味を持って、書籍やインターネットで情報を掻き集めて勉強し、 内部結露に対しては、充填断熱(一般的な内断熱)より外断熱の方が、より完璧に防止し易いという結論に到達しました。  その後、さらに調査を進めると、外断熱にもピンからキリまであり、最近では、流行に乗って外断熱をアピールする事で、 不適切な木材種(格安・劣悪)を使用していたりする事実をうまくカモフラージュしているということを知り、 静岡県下のすべての外断熱施工実績のあるメーカーに問合せをして、とことん追究しました。
 
naikan
 
 あるハウスメーカーは、外観・内装・設備のセンスが素晴らしかったが、技術的な質問に対して、 面倒臭そうな回答しか返ってこないし、施工努力次第でいくらでも到達可能なC値=1.0すら保証できないなど、 とても納得できる家づくりを一緒に進める気すら起こりませんでした。
 一般的に、大手ハウスメーカーは、いわゆる「型(標準仕様)」が決まっていて、その「型」に納得できない点に対して質問や要望をすると、 露骨に嫌な顔をしたり、曖昧返事や、あれもこれもできない、果ては、法外な値段を提示してくるなど、 とても夢(=家)づくりをするより、結果的に予算オーバーするセルフサービスの定食屋でのおかず選びに似ています。 その心は、はじめのライス&味噌汁(標準仕様)は格安ですが、ついついおかず(オプション)を追加していって、 レジで思わぬ予算オーバーでショック、又はあわてておかずを戻して、さみしい思いという事になります。
 
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イザットハウスとの出会い
 
 さらに家づくりの勉強をして「住んでわかった外断熱の家」という書籍に出会いました。 そこに書いてある内容を読み込んでいくと、まさに「目からウロコが落ちる」という感じで、 今まで様々な本を読んで、今ひとつ腑に落ちなかったところ、こうすればできるのになぜ? と思っていた事に対する回答がすべて、理路整然と詳しく書かれていました。

それを読んで「この住宅メーカーだったらやってくれるかも」と思い、イザットハウス沼津店に問合せをして、 佐野社長と小池部長に、要望や疑問点をぶつけたところ、「できないこと」に対しては、 明確な理由と分かり易い説明をして頂き、「難しい事」に対しては、何とか方法を考えて、代案を持ってきて頂ける、 という誠実極まりない姿勢と対応に、いい家を一緒につくりたい、という情熱を感じ、私も胸の奥から熱い感情がこみ上げてきて、思わず「ここしかない」と決めました。
naikan
 
イザットハウスに決めた理由・こだわり
 
 外断熱のパイオニアという事で実績豊富で、家の快適さの指標となるトータルバランステクノロジーや、 その各要素(断熱、気密、換気、除湿、冷暖房)を極める為の理論の裏付けがあるという点。 また、Q値、C値の様な住宅性能値が瞬間的なものではなく、半永久的に持続できる工法や工夫があるという点。
 例えば、気密性能を持続させる為のシート工法は、一般の外断熱シート工法と比べて、 耐震性や耐久性にイザットの独創的アイデアが盛り込まれていて素晴らしいと思います。 他の外断熱メーカーでは、全く考えも及ばないでしょう。また、外断熱の最大の弱点の「外壁のズレ落ち懸念」に対する対策も独特のものです。

 こだわった点は、第1種換気を採用するにあたり、長年の課題であったエアー配管ダクトの汚染に対し、構造・材料にこだわって、清掃し易い工夫をした事。
 また、基礎の外断熱についてまわる白蟻対策に物理的防蟻効果のある(化学品でなく)防蟻断熱材を使用するのみならず、 蟻道露出の為、家ぐるっとひとまわり、断熱材を一部削り取りました。この点は、小池部長に「本当にやるのですか?」 と念押しされましたが、100%の白蟻対策の為に、岡崎の白蟻研究所の所長に太鼓判を押された方法を是非実施したい旨を申し出たところ「それでは、やりましょう」と快諾頂きました。 それと、基礎コンクリートは、その水分量が60%を超えると施工性は上がるが、鉄筋のサビで50年位しか持たなくて、それを50%以下に押さえると、 100年以上は耐久性が向上するとの事で、水分量を40%台に抑えてもらいました。
 また、制震システムや内壁に自然素材のしっくい等にもこだわりました。
 
naikan
 
間取りへの想い
 
大空間の吹き抜けを作り、家の1階、2階、どこにいても子供達とコミュニケーションを取ることができ、 階段途中や、トイレ、ファミリースペース、ダイニング等のあらゆる処に本棚やカウンターをつくり、 ところ構わず、寝転んで本を読んだり、勉強したくなる様な間取りにしました。
 そんな開放的な空間を可能にしたのもイザットハウスの家の持つ性能のお陰で、間仕切りを少なくして吹き抜けの様な、 広い空間を作っても、家の中のあらゆる処を、ほぼ同じ温度に保つ事ができ、極めて快適に過ごす事ができます。
 
naikan
 
 一般の家で、この様な大吹き抜けが2ヶ所もあり、トイレとシャワーと寝室以外は殆ど間仕切り無し、 という間取りを作ると、目の玉が飛び出る位の電気代が掛かりますが、イザットのトータルバランス技術で、驚くほど安上がりで済んでます。 多少イニシャルコストが掛かっても、ランニングコストとロングライフですぐに元が取れて、 さらに、ジメジメした梅雨時も、凍える様な冬でも、一歩家の中は、一年中ハワイの様な気候(最高の住み心地)という最高のおまけつきです。
 
gaikan 将来は、レセプションルームの床を貼って、プライバシーをまもりつつ、さりげなく見え隠れする様な、居心地の悪い子供部屋を作ろうと思います。 そうです、子供部屋はできるだけ居心地を悪くして、ついついイベント会場であるリビングに集まってきて、ひとしきり遊んだ後、 一段落して勉強を始めた子供達を多少気遣いながら、キッチン廻りで大人達が一杯やりながら読書または談笑しつつ時々子供達の勉強を見てあげる、 という光景を思い描いて間取りに反映させました。
 
 また、1Fトイレは、いずれくるであろう老後時の介護用に、思い切って広く取りました。 1Fの和室は、約40cm高の段差をあえてつけて腰を下ろしやすくしました(下部は収納です)。 これはバリヤフリーの概念に反すると思われがちですが、むしろ中途半端な数cmの段差の方が、けつまずきやすく危険です。
 実は、車椅子から座ったまま直接移れる程度の高さにしたことが狙いなのです、この方がむしろバリヤフリーだと思います。 最近、はやりの、とにかく段差をなくしたり、手摺をつけたりするようなバリヤフリーには、あまり賛成できません。
 私の考えでは、足腰のそこそこ丈夫なうちは、むしろ積極的に階段などを使って鍛えて、 将来、本当に厳しくなった時に、スロープなどに変更でき、手摺を付けられるよう壁に補強材を入れておく。

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  むしろ、一番気を付けなければならないのは、家の中の温度差だと思います。厳冬に、暖かいリビングから、 寒い脱衣所に行って入浴する直前に、一気に血圧が急上昇して(ここで脳溢血が発生する場合もある)、暖かいお風呂に入ると、今度は一気に血圧が急降下する。 これが、老人が家のお風呂で溺死するパターンです。驚く無かれ、交通事故死より、家の中での事故死の方が遙かに多いという事実があります。 何と、外よりも一番安全であるべく家の中の方が危険なのです。そういったことから、極上の快適さを求めることは、最高の危険回避だと認識します。
 
夏の住み心地は?
 
まるで、ハワイの様な住み心地です。湿度をコントロール出来る事がこれほど快適だとは、予想はしていましたが、実際に体感して、やはり驚きです。 吹き抜け天井部のエアコンからシーリングファンによって、壁に沿って降りてくる間接的なマイルドな冷気により、(温度:28°C位、湿度:60%位) さっぱりした爽やかな涼しさを感じました。この感動的な涼しさを体験したら、もう、あのぶわっとした直接的な冷気には逆戻りできません。
 ちなみに、エアコンは吹き抜け天井部のカセット式エアコン1台のみを、常時(外出時、就寝時)連続運転していて、就寝時も極めて快適であるにも関わらず、 以前住んでいた1/3以下の広さの賃貸住宅よりも光熱費ははるかに安く済んでいます。
 初めて迎える冬は蓄熱式暖房機(輻射式:一般的な部分暖房に対して、床・壁・天井などすべてが同温度)が楽しみです。
naikan
 
家族のお気に入りの場所は?
 
 私(ご主人)は、2階のお風呂です。平日の朝、トレーニング後にそのまま、隣の風呂場に直行し、ミストシャワーでマイナスイオンをたっぷり浴びて、 たっぷりの朝食&快便後、すっきり出勤します。休みの日は、湯船につかりながら、富士山を見つつ、音楽を聴きながら半身浴で1時間以上たっぷり汗をかきます。
 また皆で、家中の掃除をするときは、吹き抜けのスピーカーから大音量で流すスーパーユーロビートで踊るように行います。 イザットの外断熱なら、家中がシアタールームのように音響効果抜群で、外にも殆ど音が漏れません。また吹き抜けのスピーカーは音響効果が抜群です。是非、お試し下さい。

naikan
 
 妻は、ママ'Sコーナーにて、パソコンで好きな動画や料理レシピを見ていたり、キッチン廻りで、私と一緒に、(ワンコイン)ワインを楽しんだりしています。 近々、リビングでダンスなどを開始したいと言っております。
 子供達は、階段の踊り場で、寝転がって読書したり、追いかけっこをして、2階の吹き抜け廻りから、 ジャングルロープを伝って1階へ上り下りを繰り返したり、ロフトにて遊んだりしています。しかし基本的には、母親のいるキッチンからダイニングテーブルにいることが一番多いです。
 
Y様にとって家とは?
 
家族の原点であり、人間の原点。帰ってくる家が快適だからこそ、外での厳しい環境にも耐えられる。 ストレスから逃れられない社会だからこそ、せめて家の中だけはストレスフリーですごしたい。
 
今後家を建てる方へのアドバイスは?
 
 食べるもの、身につけるもの、家族で乗る車、人生の相方、携帯電話、パソコンなど、あらゆる物事にとことんこだわる日本人が、 人生最大の買い物である「家」そのものに、なぜ、こだわらないのかが不思議でなりません。
 例えば、キッチン・照明・床暖房・エコキュート・太陽光発電などは、家電メーカーの設備であって、家自体の性能とは、全く関係有りません。 逆に、家本来の性能が低いから、床暖房や浴室暖房機などの本来不要な設備が必要となり、電気代は掛かるし、10年持たないで交換時期を迎えるなどの事態になるのです。
 そんな、付帯設備に惑わされる事無く、家本来の基本性能を向上させることに目を向ける日本人が、増えてくれば、 大手ハウスメーカーの時代もそう長くはないでしょう(支払金額の内4割は、住宅メーカーの広告宣伝費及びモデルハウス維持費として使われているのが大手メーカーの現状です)

私が、家に求めたのは、
 1.経済性(月々の光熱費)
 2.耐久性
 3.快適性
 4.健康・安全性
 5.コミュニケーション性
です。特に、項目2の耐久性については、冗談ではなく、200年位はリフォームしながら持たせたいと思っております。

 日本の慣例として、長男が両親との二世帯住宅を建てる際は、両親が、会社の退職金を切り崩して、頭金を出資する事が多いと思います。 そこで退職金を支払っても、まもなく訪れる老後に対して、貯金及び国民年金でまかなっていけました。 ところが、これからさらに高齢者社会となり、支払う人間より、受け取る人間が多くなれば、どう考えても国民年金が破綻するのは目に見えております。 その場合、上記のように、長男が家を建てる場合、自分の年金の支給が不透明なのに、悠長に出資などできるはずはないでしょう。 そんなことより、自分の老後用に、少しでも残したいと考えるのが自然だと思います。
 それであれば、30年で立て替えが必要な住宅など造ってなんかいられません。 ドイツに出張した際、築500年のホテル兼レストランに宿泊しましたが、外装こそ古い(というより重厚で趣深い風格がある)ですが、 内装は新築と間違えるほど、素敵で、とてもセンスある部屋でした。そんな英・米・独などの先進国と比較して、日本の住宅の平均寿命は驚くほど短いのです。
 私もできれば、日本の内部結露だらけの短命かつ寒暖に対する我慢の家でなく、はたまた、住宅性能を追い求めるあまり、居住性を犠牲にした、 ドイツ流パッシブハウスでもない、住宅性能と居住性の、いいとこ取り、しかも家族の笑顔が絶えない家を目指すのがこれからの賢い考え方だと思います。
 
 そういった家を頼むには、やはり、イザットハウス(静岡地区なら中部開発)がベストでしょう。
 私は、もし仮に、何十回、何百回、家づくりをするとしましても、イザットハウスに依頼すると思います。
naikan
 
佐野社長から一言
 
Y様には何から何まで感謝しています。お客様にいろいろ教わるというのを実感しました。 ここまでの家というのは、普通やらせてもらえないし、作り手冥利に尽きます。

最高の作品です。
naikan
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イザットハウス沼津店 : 中部開発株式会社
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担当者からひとこと!

「外断熱の家」イザットハウス沼津店として、高断熱・高気密の人と環境に優しい家造りに力を入れております。

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