久しぶりエコニュース(実発電量)
久しぶりのエコニュースです。
実発電量・・・最近ソーラーフロンティアのTVコマーシャルに出てきますが、
太陽光発電で、仮に同じ4kwの設備をしたとき、実際の発電量がどれだけになるかというのが実発電量ということになります。メーカーの表示する4kwというのは、最も良い条件で瞬間発電量のMAXを表示していますから、四六時中4kw発電するわけではありませんし、4kw発電することはマレですし、立地条件によっては、一度も4kw発電しないこともあります。長時間発電したときどれだけ発電できるかが、実発電量になります。
従って光の弱い雨天や朝夕でも発電できたり、影や温度などの影響の少ないモジュールほど実発電量が大きくなり、逆に最高条件の場合は発電量が大きくても、弱点のあるモジュールでは実発電量は小さくなります。当社では過去のお客様の月別発電量を記録、比較したり、発電設備に異常がないか点検しています。特に注視しているのは、kw当たりの月間発電量です。例えば4kwの設備で月間560kwh発電したとしますと、kw当たりでは、560/4=140kwh/kw月ということになります。
蒲郡市で7月5日から発電開始の大国屋様27.36kwでは
8月の月間発電量4,657kwhを記録、kw当たり170kw/kw月
当社新記録達成です。真南より西に25°振っていることを考慮しますと、かなり高い数字といえます。
7月は26日間で3,940kwh、1ヵ月換算4,697kw、171kw/kw月で、7月の時間帯別データーを見ますと、朝は4時台から夕方は19時台まで発電が記録されています。もしかすると夜のナイター設備や街灯の明りでも発電できるかも?田舎よりも都会向き?
メーカーは実発電量を売りにしているSF 社です。