2015年6月20日最適の季節・・・コンクリート養生
梅雨のこの季節、お客様からよく訊かれるのが、
「基礎コンクリートの中に水が溜まっていて大丈夫ですか?」という質問です。
コンクリート強度は、打設した後、時間経過とともに強度は高くなりますが、
初期ほど急に高くなり、次第に緩やかに強度上昇し、
4週間ぐらいで「呼び強度」と称される設計強度になるよう安全率を見込んで配合されます。
従って、強度が急激に高まる初期ほどコンクリートをよい状態に保つことが肝要です。
そして、強度を高くするための良い状態とは、「高温」かつ「湿潤」状態、
つまり日本の気候の中で
コンクリート養生に最も適しているのが、「高温多湿の梅雨」ということになります。
22日は、理想的な養生のコンクリート基礎に、
バッチリ!梅雨の合間の上棟できそうです。