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2012年5月31日

那須モデル・構造見学会

国立店の吉田です。
先日、弊社で建築中の那須モデルの構造見学会を行いました。
お客様を始め、ご近所の方、建築関係者の方など、たくさんの方にお越しいただき、大変盛況に終わりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

今回はちょっと休憩なお話しです。
普段、モデルまでの往来は朝と夜が多く、ゆっくりと車窓を眺める余裕がなかったのですが、昼間にたまたま通り掛かった近くのコンビニ。
目立たなかったので、これまで、ついつい行き過ぎてしまっていたのですが、何か「変」だなと思っていると、その訳がわかりました。
なんと、コンビニの看板がとても「地味」なカラーリング。
都市部にいると、街中にある看板や建物の色とりどりな「カラー」に慣れてしまったのか、とても新鮮な感覚でした。
ちなみに、那須地域は「景観地区」という規制区域があり、建物の用途や大きさ、カラーリングなどに規制が掛けられているためと思われます。

<道路サイドの看板>

<店舗の看板>

<那須モデルの現状>


2012年5月18日

職業病-GWパリ編2

国立店の吉田です。
前回に引続きパリ編のデザイン探訪です。
パリのシンボル「凱旋門」と「エッフェル塔」を見てきました。
とくにエッフェル塔。
1889年のパリ万博のシンボルとして建築された塔は、当時斬新すぎると芸術界で論争があったとのことでしたが、中世ヨーロッパの時代から脈々と続く、組石によるロマネスク・ゴシックなどの既存様式とは一線を画すデザインは、現代においても通じる部分が多いと思います。
どちらかというと構造的「機能美」を優先した観もあるのですが、やはり、そこはパリ。
全体的な「優美さ」だけでなく、随所にみられる細かい装飾や鉄骨のアーチなど。
日本の東京タワーと比べても、そのデザイン性はとても目を引きます。
(そもそも東京タワーは電波塔としての建築目的のため、比較はできませんが)
フランス人の「芸術」にたいする意識の高さを垣間見た思いでした。





2012年5月15日

職業病−その2 GWパリ編

国立店の吉田です。
今回は少しデザインのお話しです。
先日のゴールデンウィーク、妻がイギリス・ロンドンに行く用事があり、ついでにパリの観光をしようということとなり、途中合流でフランスのパリに行ってきました。
こちらでの仕事もあったため、成田をPM11:30に出発する3泊6日の”弾丸”旅行での合流となり、大変疲れましたが、とても勉強になる機会でした。

「芸術の都」と古くから呼ばれているように、街並みや大小の建築、ファッションや店構え、音楽や絵画などなど、至るところに「芸術性」を重んじる国民性や風土と文化を感じます。
私はというと、職業病がでてしまい、ついつい、他の観光客とは違う視点で物を見てしまいます。
・フランスのTGV(日本でいう新幹線)の車内


シートのカラーリングや形状のデザインなど、とても洗練されたデザインの良さを感じます。ただ、座席の下に入れにくいゴミ箱があったりと、機能面よりもデザイン面を重視しているような印象も受けます。
以前旅したドイツの機能美と比べると、お隣に係らず、こうも国民性が違うものかと思ってしまいます。
つづく

2012年5月10日

「竜巻」災害について

国立店の吉田です。
5月6日に茨城県つくば市、栃木県真岡市、他であった「竜巻」の報道は、皆さんもご存知と思います。
相当数の家屋被害と、なにより、お亡くなりになった人やお怪我をされた方々がいた様子に、大変驚愕しております。被害に遭われた方々には心よりお悔やみを申し上げます。

私自身も、以前の勤務地に程近い場所のため、被災地周辺は大変良く知る地域です。お施主宅や知人宅も近辺にありますので、被害が少ないことを祈るばかりです。


今回の「竜巻」被害は、昨年の「津波」被害と同じように、これまで余り重要視していなかった災害からくる「被害」のため、専門的見地からすると、その衝撃ははかりしれないものがあります。
建築学的見地から見ても、「竜巻」に対する備えをどこまで考慮すべきかは、大変苦慮するところです。
なぜなら、「いつ・どこでおきるか分からない」災害に対して備えをすることで、日常生活に支障が出たり、大きなコスト負担につながる場合があるからです。
例えば、屋根や外壁が飛ばされる原因である室内への風の吹き込みを防ぐため、窓の数を少なくしたり、ガラスの破損対策としての強化ガラスや強化シート貼、軒先の吹き上げに抗するための「あおり止金物」設置、更には、避難シェルターや地下室の設置など、際限が無いのです。
また、最近注目を浴びる「スマートハウス」。屋根の太陽光パネルや窓周りの庇・外部ブラインド等は、風による吹き飛びや破損の原因にもなるため、今後は一段の耐風対策への考慮が必要となるでしょう。
このように、考慮すべき事項は多々ありますが、これまで以上に敷地の状況やロケーション、光や風、災害対策を考慮にいれたお住まいの計画を考えていかねばならないと、切に思います。
ちなみにTV等で注目された「ハリケーンタイ」とよばれる建築金物ですが、
(今まで主に2×4工法で標準的に使用されていたもの) イザットハウスでは、標準装備をしています。
住宅性能については、これまでも、見えない箇所でも十分に考慮をしているつもりですが、今後も更なる対応を考慮していきたいと考えております。

※株式会社 カナイ様HPより抜粋

ブログ投稿者
店長:吉田浩一
1969年3月18日生まれ
趣味:楽器演奏(サックス、キーボード)、有名建築の見学
出身地:茨城県稲敷郡阿見町

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