自然素材に包まれ、健やかに暮らしたい。ゆっくりとした時間が流れる、暮らしやすさを追求した木の家。
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| 今回取材にお伺いしたＦ様邸は眼下に琵琶湖を望む、恵まれたロケーション。今から2年前、お子様の進学を機に段々と手狭になってきた当時の社宅を出られる事を考え始めたＦ様。「家と言ったらマンションでも建売住宅でもなく、やっぱり注文住宅という気持ちでした（ご主人）」という想いから家づくりをスタートしました。 琵琶湖の絶景を独り占めにできる羨ましい限りのこの立地は、やはり「周辺相場に比べてやや割高だった」との事ですが、こだわりの家を実現する為にこの風景はご主人にとって絶対に譲れない要素の一つだったとも言えるでしょう。 |
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 ツートンカラーの外観がスタイリッシュでモダンな印象に。 |
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 腰壁にパイン材を使用したダイニングからは常に琵琶湖が一望できる。 |
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「以前住んでいた社宅もこの近くだったのですが、湖と山に囲まれたこの地域の自然環境は、想像以上に大変でした。特に冬場、山から吹いてくる風は寒がりな自分には相当キツく、さらに窓周りの結露やカビも生活する上で悩まされた点でしたね（ご主人）」そういった条件下だからこそ、ご主人が住宅に望んだのは「暖かい家」と快適性を実現してくれる「高気密・高断熱」という性能だったのです。 その後、住宅展示場で断熱性の高さを売りにする某ハウスメーカーの家づくりを気に入り、見積り・プランを提示してもらったものの予算を完全にオーバーしてしまい断念することに、そんな折インターネットで見つけたイザットハウス草津店の「構造見学会」に参加し、具体的な打ち合わせと入っていかれました。 |
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| この恵まれた眺望を最大限に生かす事がＦ様邸のプランニングの前提となる為、必然的に2Ｆにリビングを持ってくる逆転プランが間取りのベースとなっていったようです。そしてこの2Ｆリビングは眺望だけではなく、家族のコミュニケーションの場として機能するよう、あえて子供部屋を極力小さくした事でそれぞれが個室にこもらず、自然と集まりやすい空間になっているようです。 またナチュラルな雰囲気がお好きなご主人はいくつもの木のサンプルを見比べながら床材や腰壁にパイン材をふんだんに使用した温かみのある北欧風の内装に仕上げていかれました。それに対して外観は、黒とライトグレーのツートンカラーでキリっとしたモダンな印象に。「直線的なデザインが好きだった（ご主人）」と語るように正面から見たＦ様邸は、建物の輪郭がキレイに映える緻密な配慮がそこかしこに施されています。ただ、景観地区に指定されていることで役所への申請にも一苦労されたそうです。「このあたりは規定で敷地面積に対して一定の植樹をしなければいけなかった事や北側斜線制限も厳しかった為、採光計算が大変でしたね。ただ、それ以上にＦ様の強いこだわりにどうやってお応えしていくかと言った事に専念していました。（草津店・服部さん）」 「服部さんとＣＧパースを元に細かい点を何度も修正してもらいながら打ち合わせた事が、結果として満足のいく家づくりに繋がったと思います。」と満足そうに語られるご主人。 |
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 当初はウッドデッキを想定していたバルコニーだが、メンテナンスのことを考慮してタイル仕上げに。 |
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 外構を含めトータルデザインでご提案した事でバランスの取れた外観に。 |
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 外構に使用した青々とした芝生は、枯れにくい特殊なモノを選定。 |
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| オールシーズンを過ごされたＦ様に以前との住まい心地の変化についてお伺いしました。「見てのとおりこの立地は目の前を遮るものが何もないので、春から夏にかけて気持ち良い風がたくさん入ってくれます。本来、高気密・高断熱の家は窓を閉め切った生活が基本なのですが、この時期ばかり思わず窓を開けてしまいますね。（ご主人）」ただ、それでも年間を通すと以前の社宅に比べて窓を開ける回数は格段に少なくなったそうです。また「周辺環境は昔とそんなに変わらないけど、防音性は全然が違う事に驚いています。ただ外部の音が家に入ってこない分、室内での子供達の足音が若干気になりますかね（笑）」と高気密による様々な恩恵を感じられているようでした。 そしてＦ様にとっての一番のお気に入りスペースはなんと言ってもやはり琵琶湖を一望できるバルコニー。「ここにゴザを敷いて家族全員で見る花火大会が毎年の楽しみな行事になりました。またメンテナンスの事を考えて、床はタイル仕上げにしたのですが、手摺り部分の木は今後自分達で塗装しながら風合いの変化を愉しんでいきたいと思います。（ご主人）」 |
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 家族団欒の場であるリビング。勾配天井を活かして上部にはロフトスペースを設置。 |
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 2方向からの採光で十分な明るさが確保できる書斎スペース。 |
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 1F和室は客間としてだけでなく、お子様の隠れ家スペースとしても重宝。 |
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| 「担当の加盟店とはよく話し合いをして、思ったことは些細なことでも全部伝えたほうがいいと思います。服部さんにはこちらの要望全て汲み取ってもらいながら、コストの面でも色々と工夫し、予算内に収まるよう苦慮していただいたので本当に大満足な家を建てることが出来ました。現場にもよく顔を出していましたが、大工さんは何でもよく説明してくれるし、安心してお任せできましたよ。これからも末永いお付き合いよろしくお願いします。（ご主人）」 | |
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