「以前住んでいた家は、窓が多くて寒い家でした。結露もすごくて夏の夜も寝苦しく、間取りも高齢者向きではないですし、こだわりの部屋も欲しかった。そんな問題点やご希望をひとつひとつ実現してくれてとても満足しています。」とお話してくださいましたS様は、定年退職後のライフスタイルを楽しんでおられるご様子でした。 | 閑静な住宅街のなかのたたずまい |
玄関を入ると開放的な吹き抜け |
玄関を入ると吹き抜けがあり、仕切った扉をすべて開けるとスッと広がる開放感があります。土地の形と間取りの整合性は苦労されたようですが、どうやら満足のいく仕上がりだったようです。 「こだわりの照明が見たかったら、夜にまた来てくださいね。(笑)」(奥様) |
こだわりの和室ではお友達を招いてお茶会などを開きます |
譲れない条件として、ご主人はシアタールームと書斎、奥様は茶室と側室がありました。 実は、イザットハウスの前に他の建築事務所にご依頼されていたというS様ご夫婦ですが、「どうしても設計者の方の意向と私の希望が折り合わなかったのです」と奥様が語られたのは、茶室へとつながる側室とふすまと障子の配置でした。「建築家の方は、一般的なレイアウトや仕様にしたがるのはわかりますが、どうしても譲れない事だったのです。」「設計事務所を変えるというのは勇気のいることですよね。」とご主人は語られました。 |
ご自慢のシアタールームはオーディオ雑誌が取材に来たほどですが、「遮音性が高いので部屋まで呼びに来なければならないのが問題ですね」と、にこやかに奥様は語ります。 ご主人は住宅関連の書籍を100冊以上読まれた上、さまざまなハウスメーカーのセミナーに参加されたりなど相当な勉強量が伺えました。その中でイザットハウスに決めたポイントは、「高気密シートと、60mm断熱材とレンガとステンレスの屋根。」というように具体的な仕様をお答えいただき、「それから、希望をかなえてくれる姿勢」と結ばれました。 「工事担当の方も、何につけても『NO』といわずに誠実に話を聞いてくれて、何とか解決方法を見つけようとしてくれたことは本当にありがたく思います。」 |
ご自慢のシアタールーム。 シアタールームと隣り合わせの書斎 |
「建て替えのため、建築中は隣の敷地に住んでいたのでよく見に行くことができましたが、建築中なのに断熱効果が肌で感じられたのには驚きました。」 「夏場は快適で寝覚めがいいですね。外の音も気にならないですし、普通の雨などは降っていることすら気づかないです。まだ半年しか経っていないので、また1年を通してどうなのか楽しみです。」 |
「高気密なので掃除のときのゴミが1/3ほどに減りましたが、キッチンや浴室の換気扇を回すと、外部からの給気量が増え寒いことがあります。また、少し乾燥しているので加湿器を入れました。まだ日が浅いのでもう少し様子を見ようと思います。」 「結露のことはまったく忘れてしまうくらいです。以前の住まいは窓が多くてタオルがびっしょり濡れるくらい拭いて回りましたから。それと、以前は窓を開けて換気する習慣がありましたから、家を建て替えても同じように換気するかと思いましたけれども、意外にも窓を開けることはしなくなりました。高気密と蓄熱暖房機のおかげで掛け布団も1枚減りましたし、電気シーツは使わなくなりました。」と新居での生活習慣に少し変化があるようです。 |
広くてゆったりとしたリビング・ダイニング(キッチン側より) |
「定年後は家の中で過ごす時間が多いので、家は生活の基盤として重要となり、健康な暮らし向きを得るための家づくりができました。いろいろな問題点や課題を乗り越えて、一緒に作り上げた作品のように思い出に残る家づくりができたように思います。」と満足げに語るご主人。 イザットハウス東京西店より いろいろ細かいことまでご存知でプレッシャーがあり大変でしたが、とても勉強になりました。ありがとうございました。 |
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